「ギター、挫折しそう…。」と感じている人へ。『僕がギターを挫折しなかった6つの理由』

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そーじゅ

ギターがなかなか上手くならない…。そろそろ挫折しそう…。挫折しないためのオススメの方法が何かあれば知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • ギターを挫折しそうになる原因
  • 挫折から抜け出す方法

僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギターを習得しました。

僕も初心者の頃、「ぜんぜん上達しない…。」と挫折しそうになったことがありますが、なんとか乗り越えて来ました。同じように悩んでいる人はぜひ見てください!

ギターを挫折しそうになる人はかなり多い…

いきなりですが、ギターは他の楽器と比べても挫折する人が比較的多い楽器です。

楽器の中でも人気が高い方なので、始める人が多いという理由もありますが、ある調査によると『9割のギター初心者が1年以内に辞めている』というデータもあるようです…。

このデータからも分かるように、特にギターを始めたばかりの人で挫折してしまう人は多いです。

ただ、ギターを辞めてしまった人だけでなく、ギターを何年も続けている人でも『挫折』を味わった経験のある人が多い、というデータもあります。つまり、ギターを長く続けていくには「できるだけ挫折をしないこと」と、「挫折をしても乗り越えられること」の2つがとても重要なのです!

ということで、今回は「僕がギターを挫折しなかった理由」「挫折しないための対策」をご紹介していきます!


ギターの習得を挫折しそうになる原因

ギターを練習していると、なかなか上達が実感できず「上手くならない…。」「スランプかも…。」なんて思うこともありますよね?

そんな、ギター初心者が挫折しそうになってしまう主な原因には以下のようなものがあります。

ギター初心者が挫折しそうになる原因
  • なかなか曲が弾けるようにならない
  • コードが押さえられない、覚えられない
  • 指が痛い、手が小さい
  • 特定のテクニックができない
  • 上手い人みたいに弾けない
  • ただただ、練習を続けられない
  • なぜか原曲通りに弾けない

実際にこのような状況に陥っている時はかなりツラいですが、案外、このような状況はちょっとしたことで抜け出せたりするんですよね!

そして挫折の後には必ず大きな成長が待っているので、そこで諦めず、もう少しだけ続けてみてください!

ギターを挫折しそうな時の対策と「僕が挫折しなかった理由」

上述した「ギター初心者が挫折しそうになる原因」で挫折しないための方法、対策もご紹介していきます。

そーじゅ

僕自身が「こんな風にしてたから挫折しなかったのかなぁ?」と感じたことを交えて紹介していくよ!

ギターを挫折しそうになる原因①:なかなか曲が弾けるようにならない

練習している曲がなかなか弾けるようにならないと、だんだんとギターへのモチベーションも下がってきてしまいますよね…。

特にギター初心者のうちは、1曲を完成させるのにもかなりの時間がかかるので、「ここまで弾けるようにならないのは、自分の才能が無いのかも…」と諦めてしまう人も多いです。

対策①:簡単な曲を1曲練習する

特にギター初心者のうちは、比較的短時間で完成するような簡単な曲を練習するのがオススメです。

また、1度に何曲も同時並行で練習する人が多いですが、これだと更に曲の完成に時間がかかってしまうので、あまりオススメできません。

特に曲のコピーに慣れるまでは、簡単な曲を1曲決めて、その曲に集中して練習を行うのがオススメです!

ギターを挫折しそうになる原因②:コードが押さえられない、覚えられない

ギター初心者はまず、コードの練習から始める人が多いと思います。ただ、コードって初めは押さえるのも大変だし、多すぎてなかなか覚えられないですよね。

実際に僕の周りでギターを挫折した経験のある人には、コードが原因で挫折した割合がかなり高いです…。

対策②:4つのコードから始めましょう

コードの練習を始めるときに、「よし、まずは一通り覚えてみよう!」と考える人が多いですが、始めから全てのコードを覚える必要はありません。

むしろ、始めは指が痛かったり、固かったりというのが原因で押さえられないコードが多く、その状態で実際には押さえられないコードを覚えるのは難しいです。

まずは「押さえやすいコード」「よく使われるコード」を、実際に押さえながら覚えていくのが、効率の良い覚え方だと思います。

ギターを挫折しそうになる原因③:挫折指が痛い、手が小さい

ギターを始めて最初に感じる辛さが「指が痛い!」という事だと思います。また、コードなどを練習していると「自分は手が小さいから押さえられないんだ…。」と思うこともあるかもしれません。

これらを完全に解決することはできませんが、かなりマシにすることは可能です。

対策③:押さえやすい弦を使う

ギターの弦は、その太さ(ゲージ)によっていくつかの種類がありますが、弦が細ければ細いほど軽い力で押さえらるので、指が痛い場合は細い弦を使ってみるのがオススメです。

僕は初心者の頃、弦についてはあまり知識が無かったものの偶然「ライトゲージ」の弦を使っており、振り返って考えてみると、このおかげで指の痛みにそこまで苦しむことなく練習を続けられたと思います(笑)

このように「ライトゲージ」「スーパーライトゲージ」などの細い弦なら指の痛みはかなり抑えられます。また、「手が小さいからコードが押さえられない…」と思っている人も、実際は指の柔軟性が足りなかったり、指の力が上手く使えてないことが原因で押さえられていないことがほとんどです。このような場合、細い弦を使うことで押さえやすくなるのでぜひ試してみて下さい!

ギターを挫折しそうになる原因④:特定のテクニックができない

1つのテクニックを何回練習しても、なかなかできるようにならない時ってありますよね?

どれだけやってもマスターできず、そのまま挫折してしまう人もいるので、そんな時は以下の方法を試してみてください!

対策④の1:テクニック最小単位に分解する

「テクニックを最小単位に分解する」と言われても意味が分からないかもしれないので、ご説明します。

例えばコードをマスターするとき、「コードを弾く」という1つのテクニックの中には、以下のようにたくさんの細かい技術が存在します。

「コードを弾く」に含まれるテクニック
  • 正しくコードを押さえる技術
  • 素早くコードを変える技術
  • ピックで弦をストロークする技術
  • 正しいリズムでストロークする技術
  • いらない音をミュートする技術

これをただ、「コードをマスターしよう」と練習しても上手くいきませんよね?細かい技術を1つずつ練習する必要があります。

これと同じように「このテクニックを習得するには、これとこれとこれが必要だな」とまず分析し、1つずつ練習していきましょう。

そーじゅ

初めは、とにかくゆっくり行うことも重要!

対策④の2:誰かを徹底的にマネする

新しい技術を習得するときに、上手い人を徹底的にマネするのはかなりオススメです。

基礎的な技術を習得するときは自己流にならないようにすることも大事なのですが、誰かをマネすると自己流になってしまうのも防げます。

そーじゅ

マネすることをクセづけると、他の人の演奏を見ているだけで色んな技術が盗めるようになってくるよ!

ギターを挫折しそうになる原因⑤:上手い人みたいに弾けない

ギターを続けていくと絶対に出会ってしまうのが「自分よりギターが圧倒的に上手い人」。

自分よりギター歴が短いのにプロみたいに上手い人や、同じ人間とは思えないような手捌きで見たこともないようなテクニックを連発する人に出会ってしまい、「これは…どれだけ練習しても追いつけないだろ…」と絶望してしまうのはよくある事です…。

対策⑤:人と比べない

どれだけ上手くなろうと練習しても、ネットの世界やプロのギタリストには圧倒的に自分より上手い人はどんどん現れます。

そこと比べていたらキリがないので、人と比べるのは辞めて良い刺激だけを受け取り、自分自身はギターを弾くことを楽しむことに集中するのがオススメです!

ギターを挫折しそうになる原因⑥:ただただ、練習を続けられない

「特に理由がある訳でもないけど、とにかく練習が続けられない…」という人もいると思います。

そんな人はまず、ギターを弾くことを習慣にしてしまいましょう!

対策⑥:毎日弾く習慣を付ける

ギターを弾く習慣を付けるために、短い時間でも良いので、できるだけ毎日ギターに触れましょう!

2、30分でも毎日続ければしっかりと上達します。

また、ギターを部屋の中の目立つところや、自分が自分が長時間過ごす場所に置くのもオススメです。

ギターを挫折しそうになる原因⑦:なぜか原曲通りに弾けない

「けっこう上手くなったのに、原曲と比べると全然ちがう…。」と感じる人も少なくないのではないでしょうか?

ほとんどの曲は様々なエフェクトがかけられているので、全く同じように弾くには多くのエフェクターを揃えなければいけなせんが、できるだけ近づけるために以下の点に注目してみましょう。

対策⑦の1:チューニングを確実に合わせる

ギターを練習する前は毎回、チューニングを行いましょう。チューニングがズレたまま弾いていると、原曲と同じような音では弾けません。

また、チューニングがズレたまま練習していると、自分の中の音の感覚までズレてきてしまうので、チューニングは必ずしっかり合わせてから練習しましょう!

対策⑦の2:アンプを使ってみる

これはエレキギターの場合ですが、アンプを使わず生音で弾いている場合、エレキギター本来の音が出ず、原曲とかなり違った雰囲気になってしまいます。

また、生音でずっと弾いていると、音が小さいので自然に力が入り変なクセが付いてしまうことも多いです。

対策⑦の3:ギターの種類にも注目してみる

原曲と同じように弾けないのはギターの種類が違うせいかもしれません。

例えば、アコースティックギターでエレキギターのような音を出すのは無理ですよね。また、同じエレキギターでも全く異なる特徴を持ったギターで弾いた場合はやはり全く違う音が出ます。

これは「どこまでこだわるか」という問題でもありますが、アコースティックギターかエレキギターか、ぐらいを合わせていれば十分だと思います。

挫折しそうになるのも、ギターの醍醐味

ギターをやっていて何かにつまづいた時って結構へこみますよね…。ただ、できなかったことができるようになった時の達成感や充実感もギターの楽しさの1つです。

なので、あまり深刻に考えず、「これもギターの醍醐味」くらいに気軽に考えて前に進みましょう!

また、何かにつまづいたり、スランプに陥ることは大きな成長の前触れです。「もう少しで大成長できる!」とポジティブに考えてみましょう!

この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!


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