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こんな疑問に答えます!
- アコギとエレキギターの違い
- アコギとエレキ、それぞれの特徴
- ギター初心者にはアコギとエレキ、どっちが向いている?
僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギタリストになりました。
僕が初めてギターを買ったときは「自分だけのギターを手に入れるぞ!!!」とすごく興奮した覚えがあるのですが、同時に「アコギとエレキどっちにしよう…」とすごく悩んだ記憶があるので、同じようにギター選びで悩んでいる人はぜひ見てください!
アコギとエレキギターの違い、どっちがおすすめ?
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「『アコギ』『エレキギター』という言葉は知っているけど、具体的にどう違うかよく分からない。」という人も多いと思います。
実際には、それぞれのギターには大きな違いがあるので、どのような違いがあるのか詳しくご説明していきます!
エレキギター
「エレキギター(エレクトリック・ギター)」とは、ギター本体にピックアップと呼ばれるマイクを内臓しているギターの事を言います。ギターを弾いた時にそのピックアップで音を拾い、アンプなどで音を増幅する仕組みになっています。
エレキギターと言うと大きな音で弾くイメージがありますよね?でも、アンプで音を大きくして弾くことが前提なので、アンプにつながなければすごく小さな音しかなりません。
よく使われる状況としては
- バンドのギターボーカル
- バンドのギタリスト
など、主にバンドの演奏に使われます。
アコースティックギター
「アコギ(アコースティック・ギター)」とは、楽器本体から直接音を響かせるギター、エレキギターでないギターのことを言います。
ナイロン弦が張られたクラシックギター、スチール弦が張られたフォークギターなどもアコースティックギターに含まれます。
よく使われる状況は、エレキギターのようにバンドのギタリストやボーカルにも使われますが、
- 弾き語り
- ソロギター
など、1人で活動している人にもよく使われています。
アコギとエレキギター、それぞれの特徴と違い
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- 弦が細い
- ネックが細い
- ボディーが薄い
- 必要な機材が多い
エレキギターの特徴①:弦が細い
エレキギターはピックアップ(ギター本体に内蔵されているマイク)で音を拾う仕組みになっているので、アコースティックギターほど弦の振動が必要ありません。むしろ弦が振動しすぎるのは、ピックアップの性質上よくないので、比較的細い弦が使われます。
弦が細いと軽い力で弦を押さえることができます。初心者のほとんどは難しいコードでつまずきますが、エレキギターなら押さえにくいコードなどでも割と押さえやすいです。
エレキギターの特徴②:ネックが細い
弦が太いと弦の張力を支えるために太いネックが必要になりますが、エレキギターは弦が細いことからネック部分が細くても問題ありません。
ネックが細いこともコードが押さえやすい要因になります。また、ネックの細いギターは手が小さい人でも比較的弾きやすいという特徴もあります。
エレキギターの特徴③:ボディーが薄い
エレキギターはその仕組みから、アコースティックギターのような大きくて分厚いボディーも必要ありません。ボディーの薄いギターは体が小さい人でも弾きやすいです。
エレキギターの特徴④:必要な機材が多い
エレキギターを本来の音で鳴らすには少なくともエレキギターとシールドケーブル、アンプが必要になります。さらに本格的に演奏するにはたくさんのエフェクターが必要になったり、とにかく必要になる機材や物が多いのも特徴です。
- 弦が太い
- ネックが太い
- ボディーが分厚い
アコギの特徴①:弦が太い
アコースティックギターは弦の振動をギター本体だけで響かせなければいけないので、より響きやすい、太い弦が使われます。
太い弦を押さえるにはけっこう力がいるので、アコギ初心者はコードを押さえるのに苦労する人がほとんどだと思います。
アコギの特徴②:ネックが太い
アコギはネックが太いのもコードを押さえにくい原因の1つです。なぜ太いのかというと、太い弦は張力も大きいので、細いネックだと強度的に耐えられないからです。
アコギの特徴③:ボディーが分厚い
アコースティックギターはボディーの中の空間が大きい方が響きやすいので分厚いものが多いです。ただ、体の小さな人にとって分厚いギターはすごく演奏しづらいです。
ギター初心者にはアコギとエレキどっちが向いてる?
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エレキギターとアコギ、どちらが初心者に向いているかという問題ですが、僕は「人による」と思っています。全ての人がエレキから始めた方が良い、アコギから始めた方が良いという事はありません。
ということで、「どんな人にエレキギターが向いているか」「どんな人にアコギが向いているか」それぞれの特徴をご紹介していきます。
エレキギターが向いている人の特徴
エレキギターは弦が押さえやすく、基礎的なコードなどはアコギに比べてすぐに弾けるようになります。
ただ、細かいテクニックなどが多く、ソロなどを担当することも多い楽器なので1曲弾けるようになるまでは結構時間がかかります。アンプやエフェクターの使い方などもマスターする必要があります。
- エレキギターが好きな人
- 好きな曲、弾きたい曲がエレキギターで弾かれているという人
- 家で大きな音を出せない人
- 手や体の小さな人
エレキギター向きの人の特徴①:好きなギタリストがエレキギターを弾いている
「エレキギターがどうしても弾きたい!」という人がアコギから始めたところで、すぐに飽きてしまう人が多いと思います。アコギにはエレキギターのような音は出せないからです。
また、「こんな曲が弾きたい!」という曲がエレキギターで弾かれているなら、わざわざアコギから始めることもありません。エレキギターで弾くのが元の曲に近づける最も簡単な方法です。
なので、まずは「自分がエレキギターかアコギ、どちらが好きなんだろう・・・。」と考えてみてください。
エレキギター向きの人の特徴②:家で大きな音を出せない人
先ほども書いたとおり、エレキギターは大きな音が出るイメージがありますが、アンプにつながなければ小さな音しか出ません。アコギだとどうしても大きな音が鳴ってしまうので、家で大きな音が出せない人にはエレキギターがオススメです。
また、エレキギターをアンプにつながず、生音で練習していると、音が小さいことから手に力が入ってしまい、力んで弾くことがクセになってしまいやすいです。そんな時に便利なのが「イヤホンアンプ」です。イヤホンアンプなら外に大きな音出ることはありませんし、自分にはアンプを通したような音が聞こえます。
エレキギター向きの人の特徴③:手や体の小さな人
エレキギターは弦が細いことから、軽い力で弦を押さえやすいです。また、ネックも細いので手が小さくてもコードを押さえやすいというメリットもあります。また、体の小さな人にとっては、ボディーの薄いエレキギターはすごく弾きやすいと思います。
僕は家にたまたまアコギがあり、軽く練習していたのですが、本格的に練習しようとエレキギターを買って初めて弾いた時に「軽ッッッ!!!」とあまりの弦の押さえやすさに感動しました(笑)そのくらい差があります。
アコギが向いている人の特徴
アコギは弦を押さえるのが初心者には難しく、ほとんどの人が基礎的なコードを押さえられるようになるまでに苦戦します。
ただ、その段階をクリアすると、エレキギターのような細かいテクニックが少なく、アンプやエフェクターも必要ないのですぐに1曲弾けるようになります。
- アコースティックギターが好きな人
- 好きな曲、弾きたい曲がアコースティックギターで弾かれているという人
- 機材などが苦手な人
アコギ向きの人の特徴①:好きなギタリストがアコギを弾いている
アコースティックギターが好きな人、好きな曲、弾きたい曲がアコースティックギターで弾かれているという人
こちらもエレキギターと同様、「アコギが好き」「アコギの音が好き」という人が、わざわざエレキギターから始める理由はありません。
「好きな曲がアコギによって弾かれている」という場合も、迷わずアコギを選びましょう。
アコギ向きの人の特徴②:機材などが苦手な人
エレキギターを始めるとアンプにつないだり、バンドを組むとエフェクターがどんどん増えていったり、機材を扱う必要がどんどん増えていく楽器です。
「機材の勉強とかめんどくさそう・・・。」「ギターを弾くだけでいっぱいいっぱい」という人はアコギが向いていると思います。
アコギとエレキギター、どっちが向いているかは人による
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初心者でエレキギターが向いている人、アコギが向いている人の特徴をご紹介しました。
「以上の条件全てに当てはまらない!」「どうしても選べない!」という人には、僕個人的にはエレキギターから始めるのがオススメです。初心者は「指が痛い」「コードが習得できない」という理由で辞めてしまう人が多いですが、エレキならその段階は比較的クリアしやすいからです。
エレキギターはすぐに音を出すことができるけど、その後に習得しなければいけないテクニックや知識が多い、
アコギは音を出すまでに時間がかかるけど、その後に習得すべきテクニックや知識は少ない、
このようなイメージを持っておけば少し選びやすいかと思います。ぜひ、この点に気を付けて自分にピッタリのギターを選んでみてください。初めて自分のギターを手に入れた時の感動は何年経っても忘られないくらい、すばらしい経験になりますよ!
この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!
アコギとエレキギターの違いがよく分からない…。ギターを買おうと思っているけど、アコギとエレキどっちにすれば良いんだろう?ギター初心者にはどちらが向いているのか知りたい!