こんな疑問に答えます。
- ギターの『ストローク』が上手くできないのは大問題⁉
- ギターの『ストローク』が上手くできない人に多い特徴
- ギターの『ストローク』が上手くできない人の原因と解決法
ギターをやっている人で「ストローク苦手…」という人は結構多いと思います。 僕もギター初心者の頃、ストロークに苦手意識があり、「このままじゃいけない!」と、ある時ストロークに関する情報を集めまくりました。おかげでかなり改善できたので、今回はその時に試した改善法について全力で解説していきます!
ギターの『ストローク』が上手くできないのは大問題⁉︎
ストロークが苦手な人やギター初心者の人で、「ストロークって、そんなに重要?」と疑問に思っている人もいますよね。ということで、まずは『ストロークの重要性』についてご説明していきます!
『ストローク』とはシンプルに言うと、『弦を「ジャーーン」と弾くこと』のことを言います。
結論から言うと、ストロークはギターの演奏において超重要です!
数あるギターのテクニックの中でも基礎中の基礎なので、
- アコギで弾き語りをするとき
- ギターソロに合わせてバッキングをするとき
- ギターリフなどで「カッティング」をするとき
など、あらゆる状況にストロークの良し悪しが影響してきます。
ストロークを上達する方法
ギター上級者の人などで「ストロークなんて慣れでしょ!」と言う人もいますが、僕自身、元々ストロークが苦手で、改善に取り組むまで長い間「なかなか上達しないなぁ…」という状況でした。僕の場合のように『慣れ』だけでは解決しない場合も多いにあるので、ストロークが苦手な人はこれを機に改善に取り組んでみてください!
コツを意識しだしてもすぐに改善するとも限らないから、『コツ』も『慣れ』も両方必要だね!
ギターの『ストローク』が上手くできない人に多い特徴
ストロークが上手くできない人には、以下のような特徴の人が多いです。
自分に当てはまってないかチェックしてみてね!
- ピックを落としてしまう
- ピックが弦に引っかかって上手くストロークできない
- ストロークの幅が大きすぎる、小さすぎる
- 空ピッキングができていない
ギターの「ストローク」ができない人の特徴①:ピックを落としてしまう
ストロークが苦手な人には、「ストローク中にピックをよく落とす…。」という人も多いです。実際に僕も改善する前はよくピックを落としていました。
弾いているうちに指とピックが多少ズレることは普通ですが、頻繁に落としてしまうのは問題ですよね…。
落としたピックって、なぜかなかなか見つからないよね(笑)
ギターの「ストローク」ができない人の特徴②:ピックが弦に引っかかって上手くストロークできない
「ピックが弦に引っかかってスムーズにストロークできない…」と悩んでいる人も多いです。特に『アップストローク』時に引っかかる場合が多いと思います。
ストロークの際に、上から下に向けてストロークすることを『ダウンストローク』、逆に下から上にストロークすることを『アップストローク』と言います。
この『引っかかり』がピックのズレや、ピックを落としてしまうことの原因になっている場合も多いので、こちらも改善が必要です。
ギターの「ストローク」ができない人の特徴③:ストロークの幅が大きすぎる、小さすぎる
「ストロークが苦手」という人の弾き方を見てみると、ストロークの幅がギターの幅を超えるくらい大きい場合や、その逆で小さすぎる場合も多いです。
「ストロークの幅なんて意識したことがない!」という人も多いので、1度確認してみるのがオススメです。
ギターの「ストローク」ができない人の特徴④:空ピッキングができていない
『空ピッキング』はストロークにおいてとても重要な技術なのですが、これができていないギター初心者の人も多いです。
空ピッキングの方法も含む「ストロークの基礎」を下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ合わせて参考にしてみてください!
ギターの『ストローク』が上手くできない人の原因と解決法
ストロークが苦手な原因と、その原因を解決する方法もご紹介するので、ぜひ試してみてください!
- ピックの持ち方
- 力みすぎている
- ピックの角度
- ストロークの幅
- 自分の思った動きができていない
ストロークができない原因と解決法①:ピックの持ち方
「ストローク中にピックを落としてしまう…」という人の中には、ピックを浅く持ちすぎている人が多いです。
ピックの持ち方が浅すぎると「指とピックが触れている面積」が小さくなり、小さな衝撃でもピックが簡単に指を離れてしまいます。
また、ピックを浅く持つことはピックを持つ指から「ピックの先端」が大きく出すぎてしまう原因にもなります。ピックの先端が大きく出すぎているとピックがギターの弦に引っかかっかりやすく、こちらもピックを落とす原因になってしまいます。
反対に、ピックの持ち方が深すぎるのも問題です。
ピックを深く持ちすぎると、ピックを持つ指から「ピックの先端」があまり出ず、ストロークをするときにピックより指が先に弦に当たってしまいます。この状態ではストロークは上手くできません。
ピックの持ち方は人によって千差万別ですが、まずは1度基本的な『正しいピックの持ち方』を試して、その後にだんだんと自分に合った持ち方を見つけていくようにしましょう。
ストロークができない原因と解決法②:力みすぎている
「ピックを落としてしまう」「ピックが弦に引っかかってしまう」という人は、ピックを持つ手が『力みすぎている』ことがかなり多いです。
力みすぎる部位にも、
- ピックを『指』でグッと握りすぎている
- 『手首』がガチガチに固定されている
- 体と『ヒジ』でギターをギュッと強く挟んでいる
など、色々なパターンがあるので、自分がどれかに当てはまっていないか1度チェックしてみてください。
上記のような『力みすぎ』の状態でストロークを行うと、「アップストローク時に引っかかりやすい」というデメリット以外にも、
- 「演奏中に“強弱“が付けられない」
- 「疲れやすい」
といったことの原因になってしまいます。
ただ、僕も以前、自分が力みすぎていることに気がつき、YouTubeなどでも「とにかく力を抜こう!」と言ってる人が多かったので、『力を抜くこと』を実践してみたのですが、とにかくピックが落ちるんですよね(笑)
という風に、ピックが落ちない程度の『ちょうど良い力』を入れる必要があるので、1度できるだけ軽く握ってみて、そこから「ピックが落ちない最弱の力具合」を、少しずつ力を強めながら探していくのがオススメです。
ちょうど良い力の具合を探すときに、強く握ったところから弱めていくのは難しいから、『弱→強』と探していくのがオススメ!
ストロークができない原因と解決法③:ピックの角度
ストロークのことを調べると、『弦にピックが負けるように弾くことが重要』と、必ずと言って良いほど出てきます。
この『弦にピックが負ける』という状態がどういうことかと言うと、
- ダウンストローク時→ピックをちょっと上向きにする
- アップストローク時→ピックをちょっと下向きにする
という風に、ピックを振り下ろすのか、振り上げるのかによって、ピックの角度を調整しながら弾くということです。
これを実践するには、手首とピックを持つ指を柔らかく使う必要があります。特にアップピッキングの時に手首を返すことが重要です。
「アップピッキングでピックが弦に引っかかる」という人は手首を返せておらず、ピックが弦に勝ってしまっている場合が多いよ。
ストロークができない原因と解決法④:ストロークの幅
ストロークの幅が大きすぎてストロークが間に合わなくなったり、余分な力が入ってしまっている場合も多いです。
反対にストロークの幅が小さすぎて、全ての弦にピックが触れていないのも良くありません。(わざと全ての弦に当てない場合もあります。)
ストロークの幅は速く弾くときは弦の幅を少し超えるくらい、ゆっくり弾くときでも大きくなりすぎないように注意しましょう。
また、ダウンストロークの途中でピックがギターから離れてしまうことが原因で、ストローク時に全ての弦に触れられていないことも多いです。
「ストロークはギターと水平」というのも意識してみよう!
ストロークができない原因と解決法⑤:自分の思った動きができていない
以上のことを意識しながら練習していても、実際にできているのか自分では分かりにくいと思います。
そんなときは、スマホなどで自分のストロークを1度録画してみてください。録画したものを見てみてると、自分の指の角度や手首の返り具合、力みすぎていないかなど、ハッキリと分かりやすいです。
また、僕はストロークを改善するときに『スマホで撮る』というのが思いつかず、自分のフォームを鏡でいろんな角度から見ながら弾いてみました(笑)この方法でも、自分の頭で想像しているフォームと実際のフォームとの差異が見つかりやすかったので、ぜひ試してみてください!
1度自分のストロークを見直してみよう
上述したように『ストローク』はいろんな技術に直結するとても重要なテクニックです。少しでも苦手意識がある場合は、今回ご紹介した改善法を試しながら1度ストロークを見直してみましょう!
また、ストロークを改善する場合以外でも、今回ご紹介した『スマホで撮ってみる』という方法はかなりオススメです!自分の演奏を客観的に見られることで、思わぬ部分の改善につながることもあるのでぜひやってみてください。
この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!
ギターを弾くときに『ストローク』が上手くできない…。練習はしてるのに、なかなかコツが掴めない。ストロークのコツとか、上手くなる方法が何かあれば知りたい!