アコギの弦が硬いときの3つの解決法!【弦が硬い原因を解決しよう】

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そーじゅ

アコギを始めてみたけど、弦が硬すぎて指が痛い…。硬いせいで、なかなか上手く弦を押さえられない…。アコギの弦が硬すぎるのを解決する方法が何かあれば知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • アコギの弦が硬い3つの原因
  • アコギの弦が硬いのを改善する3つの方法

僕はギターを始めて今年10年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギターを習得しました。

アコギを始めて、まず最初に『弦が硬い』という壁にぶち当たる人は多いと思います。「自分のだけ特に硬いんじゃないか…」と不安になっている人もいるのでは無いでしょうか?弦が硬くて悩んでいる人は、ぜひ見てください!

アコギの弦が硬い…

ギター初心者にとって、ギターの弦って本当に硬いですよね…。特に、アコギの弦はエレキギターの弦と比べても硬く、苦労する人は多いと思います。

アコギの弦が硬いのはある程度仕方のないことなのですが、人によっては「必要以上に硬い状態」を知らず知らずのうちに作り出してしまっている場合があります。

このような場合、その原因を取り除くことで硬すぎる弦をかなり改善することができます!

「弦が硬い…」と悩んでいる人は、まずは自分のギターに改善できる部分がないか一度チェックしてみてください!


アコギの弦が硬い3つの原因

そーじゅ

まずは、弦が硬い原因を3つ紹介していくね!

アコギの弦が硬い原因①:太い弦を使っている

「アコギ弦」にはたくさんの種類があります。「弦の太さ」も好みによって選ぶことができるのですが、細い弦と太い弦では、「音の特徴」や「耐久性」、「弾き心地」などがかなり違います!

「弾き心地」と言いましたが、「弦は太ければ太いほど硬く、細ければ細いほど柔らかい」と言う特徴があります。

このことを知らずに、ギターを買ったばかりの人で太い弦を使ってしまっている場合も多いです…。

また、弦の太さには以下のような特徴もあります。

  • 細い弦は音量が小さく、迫力は出づらい
  • 太い弦は音量が大きく、迫力が出しやすい

このことから、新品のギター、お店で売られているギターには、少しでも印象を良くするために「太い弦」が張られていることが多いのです。

ギターを買ってすぐに弦を交換するギター初心者の人も少ないので、そのまま「硬いなぁ…」と思いながら弾き続けてしまう場合が多いのです…。

そーじゅ

ちなみに、アコギの弦が太いからといって、アコギにエレキギターの弦を張るのはNG!

アコギの弦が硬い原因②:弦高が高すぎる

「弦高」と言うのは初心者にとって分かりにくいギター用語なのですが、「弦とフレットの隙間の幅」のことを言います。(細かく言うと、12フレット上の「弦とフレットの隙間の幅」)

弦とフレットの隙間が広いことを「弦高が高い」と表現するのですが、弦高が高いほど弦は硬くなります。

弦高が高い原因はさまざまですが、中古ギターの場合はネックが反ってしまっているせいで弦高が高くなってしまっていることも多いです。

アコギの弦が硬い原因③:指が弱い?握力が弱い?

弦が硬くて悩んでいる人の中には、「弦が硬いんじゃなくて、自分の指が弱いのかな…。握力が弱いのかな…」と思ってしまう人も多いと思います。

「指の弱さ」に関しては、ギターを始めたときは誰でも指の表面が柔らかく、弱い状態です。なので、どれだけギターを改善しても、ある程度は「弦が硬い…」「指が痛い…」と感じてしまうと思います。細い金属の線に何度も何度も指を押さえつけるのですから、それは痛くもなりますよね…。

ただ、何週間か我慢してギターを弾いていると指がだんだんと強くなり、ほとんどの場合「弦が硬い」と感じることはなくなります。また、ギター初心者は必要以上に力を込めて弦を押さえてしまっている場合も多いので、弦を押さえることに慣れて力加減が分かってくると指の負担も軽くなります。

また、

  • 「自分は握力が弱いから…」
  • 「自分は手が小さいから…」

と、フィジカル的な問題があると思い込んでしまう人も多いのですが、99%の人は慣れれば問題なく弾けるようになります。小学生の女子でもアコギを信じられないくらい上手く弾く子はたくさんいるので、これは間違いありません!

絶対に弾けるようになるので、「自分は才能が無いんだ…」と諦める前に以下の方法を試してみてください!

アコギの弦が硬いのを改善する3つの方法

そーじゅ

それでは、弦が硬いのを改善する方法を3つ紹介するよ!

アコギの弦が硬い…。改善方法①:細い弦を使う

「ギターの弦の太さには種類がある」と上述しましたが、指が痛い場合は今張ってある弦を迷わず1番細い弦に交換しましょう!1番細い弦は「エクストラライトゲージ」と言う種類です。

もうすでに「エクストラライトゲージ」の弦が張ってある場合は交換する必要はありませんが、新しいギターにどんな弦が張ってあるか分からない場合がほとんどだと思います。

まだ使える弦を交換するのは「もったいない…」と感じてしまうかもしれませんが、せっかくギターを買ったのに弾かなくなってしまう方がもっともったいないです!

硬い弦でも続けられる自信がある場合は交換しなくてもいいかもしれませんが、受ける痛みはできるだけ少ない方が良いので、交換してしまうのが圧倒的にオススメです!

アコギの弦が硬い…。改善方法②:弦高を低くする

「ギターの弦高が高い」というのも弦が硬い原因になってしまうので、「ギターの弦高を低くする」ことでも弦を柔らかくすることができます!

ギターの弦高を低くする方法は主に2つあります。

ギターの弦高を低くする方法
  • ブリッジを削る
  • ネックの反りを直す

どちらも自力で行うのはそこまで難しくありませんが、自信が無い場合はお店に頼むことも可能です!

弦高を弾くする方法①:ブリッジを削る

アコギの弦高が高い原因の1つに「ブリッジが高い」ということがあります。

「新品のギター」は後々調整が出来るようにブリッジが高めのことが多いので、高すぎると感じる場合は調整してみましょう!

弾きやすいアコギの弦高は好みにもよりますが、2.5mmくらい(12フレット上で)だという意見が多いです。

アコギのブリッジを調整するには、弦を緩めて1度ブリッジをギター本体から取り外します。ブリッジの「下側を」ヤスリで削って調整するのですが、慣れていないと失敗することもあるので、予備のブリッジを用意しておくのもオススメです!

弦高を低くする方法②:ネックの反りを直す

「中古ギター」など、「ある程度使い込まれたギター」や「あまりメンテナンスが行き通っていないギター」は弦の張力に引っ張られ、ネックが反ってしまっていることも多いです。

ネックの反りはネックの根本にある「トラスロッド」という部分を回すことで調節することができます。ネックが弦の方向に反っている場合、トラスロッドを時計回りに回して調整します。

トラスロッドを回すには「六角レンチ」を使います。(一般的な六角レンチは長さが足りないこともあるので、アコギ用のものがオススメです。)

アコギの弦が硬い…。改善方法③:我慢して弾く

上記の方法を試してもまだ弦が硬いと感じてしまう場合、少しツラいですが、我慢してしばらく弾いてみましょう。

長時間弾くのはかなりツラいと思うので、短い時間、毎日弾くのがオススメです!

ある程度痛みを我慢するのは必要ですが、我慢して長時間弾きすぎるのも注意が必要です。僕は1日目からたくさん弾きすぎたせいで指先がケガのような状態になってしまい、数日間弾きたくても弾けなくなった経験があります…。

また、ギターを何年も弾いて指が完全に硬くなった後でも、一定期間ギターを弾いていないとスグに指は柔らかくなってしまうので、「土日だけまとめて長時間弾く」というタイプよりは、「毎日少しずつ弾く派」の方が指は早く硬くなりやすいと思います!

指先が硬くなるまでには、練習量などによってかなり個人差がありますが、数週間ほどかかる場合が多いです。気長に指を観察しながら弾いてみてください!

ギターの弦が硬いときはまずココを見る!

ギターの弦が硬いときは、まず、

  • 使っている弦の種類
  • ギターの弦高

以上の2点を確認しましょう!

ギターは繊細の楽器なので、調整など、自信がない場合は1度お店に持ち込んでみるのもオススメです。

この2点を改善しても多少の痛みはあると思いますが、これはギターを弾いていく中で少しずつ薄れていくものなので、少しだけ我慢してみてください!

長いギター人生の中で見れば、指が痛い期間なんて一瞬なので、どうにか乗り越えていきましょう!

この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!


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