最新ギターアンプ、小型のおすすめ10選【2021年版】コスパ最強〜次世代小型アンプまで

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そーじゅ

部屋でギターを弾くときに使えるような、小さめのアンプが欲しいな…。小型のギターアンプで何かオススメがあれば知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • 小型ギターアンプの3つのメリット
  • 小型ギターアンプのおすすめの選び方
  • 小型ギターアンプ、おすすめ10選

僕はギターを始めて今年で10年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギタリストになりました。

最近は小型アンプでも、「自宅練習用として便利な最新の機能が揃った機種」や「作り込んだ音をそのままスタジオやライブに持ち込める機能性の高い機種」など様々です!自分にピッタリな小型アンプを探している人は、ぜひ見てください!

ギターアンプとは

そーじゅ

「アンプについてよく知らない」という人もいると思うから、まずはギターアンプについて詳しく解説していくよ!

ギターアンプとは

「ギターアンプ」はエレキギターの音を出すための機械です。
「アンプ」という言葉は、「増幅器」という意味の「amplifier(アンプリファイア)」から来ており、その名の通り、本来とても小さなエレキギターの音を、大きな会場中でもガンガン鳴り響かせられるほど大きく増幅することができます。

ギターアンプは音楽を聴くためのアンプなどと違って、単に音を出したり、音量を調整するだけでなく、作りたいサウンドに「音を加工する」という前提で作られています。

また、ギターアンプはエレキギターにおいて『アンプも含めて1つの楽器』と考えられているほどとても重要で、必要不可欠な存在です!

ギターのサウンドも、「エレキギター本体」と「アンプ」の組み合わせによって大きく変化するので、音作りはギター選び、アンプ選びから始まります!

小型ギターアンプがおすすめな理由、3つのメリット

そーじゅ

ギターアンプの中でも「小型アンプ」には、巨大なアンプとはまた違った魅力や特徴、メリットがあるから紹介していくね!

小型ギターアンプのメリット①:部屋での練習に適している

小型アンプは、いわゆる「普通の部屋」での練習を想定して作られているものが多いです!

ギターアンプは本来、「スタックアンプ」と呼ばれる、ギタリストがライブで使っているような「大きな箱をいくつか重ねたような形状」をしています。簡単に説明すると、そのいくつかの箱を1つにまとめて、ギュッと小さくまとめたものが小型アンプです。

サイズが小さいのでどこにでも置きやすく、部屋での練習にピッタリです!

そーじゅ

小型アンプはそこまで大きな音も出ないから、騒音トラブルも起きにくいよ!

小型ギターアンプのメリット②:使い方がシンプルで簡単

大きなアンプはサウンドを細かく調整するために、スイッチがたくさん付いている場合も多く、特に真空管アンプなどはスイッチをONにするだけでも説明書がいるくらい複雑です…!

それらと比べると、小型アンプはそこまでスイッチは多くありませんし、操作方法もシンプルで分かりやすいという特徴があります。

そーじゅ

ギター初心者でも直感ですぐ使えるようなものが多いよ!

そーじゅ

ちなみに、「ギターアンプの使い方、セッティング方法」については下の記事で詳しく紹介してるから、こちらもぜひチェックしてみてね!

小型ギターアンプのメリット③:小さくても良い音が出る

ギターをやっている人で、大きいアンプに憧れがある人も多いと思います。(僕はめちゃくちゃありました!笑) そして、なんとなく「小さいアンプより、大きいアンプの方が良い」というイメージを持っている人も多いと思いますが、特に最近は一概にそうも言えません。

ライブなどで使われているような大きなアンプは、ボリュームを落としても大きな音が出てしまうので、部屋での練習に使うにはかなり音を絞らなければいけません。音を絞ると本来の良い音は出ませんし、どうしても薄っぺらい音になってしまいます…。

小型アンプの場合、そもそも出せる音量が小さいので、部屋で出せるくらいの小さな音量でも本来の音を出すことができます。また、Bluetooth接続やヘッドホンが繋げる端子など、ギターの練習に便利な機能が付いているものも多く、よっぽどのこだわりがない場合は、部屋での練習には『小型アンプ一択』という感じです!

そーじゅ

以前に比べても、最近は音の良い小型アンプが増えてきているよ!

小型ギターアンプ、おすすめの選び方

そーじゅ

自分に合った条件のギターアンプを選ぶための選び方を紹介するよ!

小型ギターアンプの選び方①:出力とサイズ

まず第一に、アンプの『出力』と『サイズ』は重要な目安になります!

ギターアンプにおいて、「どれだけ大きな音を出せるか」を「出力」と言い、「ワット(W)数」で表します。ワット数は音の大きさに加えて、「ワット数が大きいほどアンプのサイズも大きくなる」という傾向があるので、アンプ選びにおいて大切な基準となります。

ちなみに、自宅での練習なら1ワット〜十数ワットくらいで十分です。このくらいでも出そうと思えば、普通の部屋だとうるさすぎるぐらい大きな音が出せてしまいます!

また、アンプを選ぶときに「お店で試奏したときは大丈夫だと思ったのに、家で鳴らしたら信じられないくらいうるさかった…」ということは良く起きます!お店は開けたスペースで広さも広く、周りの音があることが多いので音がかなり小さく聴こえるのです…。選ぶ際は、この点にぜひ注意してみてください!

そーじゅ

アンプのサイズも部屋で見るよりお店の方が小さく見えることが多いから、しっかり数字で確認しよう!

小型ギターアンプの選び方②:メーカー

アンプを選ぶ際は『ギターメーカー』にも注目しておきましょう!アンプメーカーごとにも個性的な特徴があります。

小型アンプの定番メーカー
  • YAMAHA (ヤマハ)
  • Marshall (マーシャル )
  • Fender (フェンダー )
  • VOX (ボックス)
  • Roland (ローランド)
  • BOSS (ボス)
  • Blackstar (ブラックスター)

定番メーカー①:YAMAHA (ヤマハ)

『ヤマハ』は信頼度の高い国内メーカーであり、世界最大の楽器、音響メーカーの1つでもあります。ギターアンプも人気で、国内外のギタリストから使われています。

特に最近は、その大きさからは信じられないパワフルでクオリティの高い小型アンプがかなり人気です!

定番メーカー②:Marshall (マーシャル )

『マーシャル』は、「ギターアンプと言えば、まずマーシャル」というくらい定番のアンプメーカーです。スタジオやライブハウスには必ずと言っていいほど置いてあるので、「初めて使った本格的なアンプはマーシャル!」という人が多いと思います。

どんなギターにも合う万能なアンプが多いですが、特にハードな音楽やレスポール系のギターとマッチし、低音域と高音域が目立つ「ドンシャリ」と表されるサウンドや、歪ませたときの荒々しいサウンドが特徴です!

定番メーカー③:Fender (フェンダー )

『フェンダー』もマーシャルと同じくらい超定番の『アンプメーカーです。スタジオやライブなどで使われる巨大なアンプだけでなく、小型アンプの評価も高く、人気です

フェンダーはギターメーカーとしても超有名で、定番ギターのストラトキャスター、テレキャスターはフェンダーのアンプとも相性が良いと言われています!

定番メーカー④:VOX (ボックス)

特に小型アンプはコスパが良く人気な『ボックス』ですが、個人的に見た目がオシャレな印象があります!

サウンドは、よく「粘りっこい」と表現される温もりがあり、レスポール系のギターと相性が良いと言われています。

定番メーカー⑤:Roland (ローランド)

『Roland』は日本のメーカーで、「ジャズコ」と呼ばれる「JC-120」というアンプはほとんどのリハーサルスタジオやライブハウスに置いてあり、有名です!

Rolandのアンプはクセのないクリーンサウンドが大きな魅力で、どんなギターにも合う万能さもあります!

定番メーカー⑥:BOSS (ボス)

『BOSS』は先ほどご紹介したRolandのグループ会社です。

コンパクトエフェクターで特に有名ですが、コスパの高い小型アンプもたくさん製作しています!

定番メーカー⑦:Blackstar (ブラックスター)

『Blackstar』は比較的新しいメーカーで、ハイクオリティーな小型アンプにもかなり力を入れています!

もともとはマーシャルの技術者たちが生み出したメーカーらしく、クオリティーの高さも納得です。

小型ギターアンプの選び方③:機能

ギターアンプによっては練習に便利な機能が付いており、特に最近の小型アンプは高性能な機能がたくさん付いているものが多いです!

機能①:ヘッドホン端子の有無

ヘッドホンを繋ぐための端子が付いているギターアンプも多いです!

ヘッドホンが繋げると、アンプのスピーカーからではなくヘッドホンから音を出すことができるので、夜間などの騒音対策としてとても便利です。

機能②:オーディオ入力が出来るかどうか

オーディオ入力ができると、自分がギターで弾いた音と共に、コピーしたい音源などを同時にアンプから鳴らせるので、曲の練習などにかなり役立ちます!

オーディオプレーヤーを接続できる端子が付いているもの、ワイヤレス接続できるもの、ギターアンプ自体に曲を入れて再生できるものなど、オーディオ入力の方式はさまざまです。

機能③:Bluetooth機能の有無

最近はBluetoothでスマホなどと接続できるアンプもかなり増えてきています!

上記のようにオーディオ入力に使う他、スマホアプリを通してより細かく音作りができる機種などもあります。

機能④:エフェクターの種類

「エフェクター」とはギターの音にさまざまなエフェクトを加えるための機械なのですが、ギターアンプ自体にもいくつかのエフェクター機能を搭載しているものがほとんどです!

搭載されているエフェクターの種類や、操作方法、ツマミの数など、アンプの機種によって異なるので細かく見ておくことが必要です。

機能⑤:チューナーの有無

ギターのチューニングを行うためのチューナーが付いているものもあり、これがあると出先などにわざわざチューナーを持っていかなくて良いので便利です。

小型ギターアンプの選び方⑤:用途

以前は小型アンプと言えば、「大きいアンプは高いしうるさすぎるから、仕方なく選ぶもの」というイメージでしたが、最近は用途に合わせて積極的に選べる小型アンプが多いです!

具体的な用途として、1つ目は「自宅練習用」なのですが、最近は「部屋でベストなサウンドを出せるように設計され、自主練に便利な機能がたくさんついたモデル」というような機種が多いです!

ユーザーからのニーズも高く、色んなメーカーが年々この分野に力を入れてきているように感じます。

2つ目は「アンプシミュレーター」として使えるものです。

アンプシミュレーターとは、「本物のアンプを通したような音を再現する機械」です。最近はエフェクター機能が付いたものが多く、アンプシミュレーターで音作りをしておけば、スピーカーやヘッドホンと繋いで自宅で練習したり、スタジオやライブの設備と繋いで本格的な演奏に使ったりもできます!

そして最近は、以上のような「アンプシミュレーター」「エフェクター」などの機能を備えつつ、スピーカーも付いている小型アンプも出てきており、このようなアンプを選ぶ人も増えてきています。

最新ギターアンプ、おすすめ小型アンプ厳選10選

そーじゅ

個性的でオススメしたい小型アンプはたくさんあるけど、今回はその中でも特に優秀なものを10個選んだよ!

おすすめ小型ギターアンプ①:YAMAHA THR10II

ヤマハの「THRシリーズ」は、新しいアンプのジャンルを作ったと言っても過言ではないほど革新的なアンプです!

サイズからは想像できない本格的な迫力あるサウンドや、最近のアンプとしてもトップクラスに豊富な機能、オシャレな見た目などが特徴的です。

スマホと接続して曲を流しながら弾いたり、PCなどと接続して本格的なレコーディングなどを行ったり、野外ライブのためのバッテリー駆動もできるなど、とにかくなんでもできてしまいます!

そーじゅ

「THRシリーズ」は続々と新しい機種がリリースされていて、それぞれ機能が違うから興味があれば確認してみてね!


おすすめ小型ギターアンプ②:VOX Pathfinder 10

自宅練習用として超超超定番のアンプで、持っている人がホントに多いです!

僕自身、最初に買ったアンプなのですが、機能はシンプルで使いやすく、ヘッドフォン端子もあるので夜間の練習にも便利です!

価格も低く、コストパフォーマンスの面でもかなり優れています。どんな部屋にも合うクラシカルな見た目も、自宅練習用としてピッタリですね!


おすすめ小型ギターアンプ③:ROLAND MICRO CUBE GX

こちらは電池駆動型の小型アンプとしてかなり完成されたモデルで、人気もかなり高いです!

それだけでなく、COSMというROLANDの独自技術で有名アンプの本格的なサウンドが再現できたり、いろいろなエフェクターを内蔵していたり、機能的にも充実しています。

iPhoneやiPadなどと接続して音楽を鳴らしながらギターを演奏できるなど、細かな機能も豊富です。


おすすめ小型ギターアンプ④:Blackstar FLY3

このアンプはとにかく「コスパ最強!」というアンプで、出力3Wのミニアンプとは思えないくらい音が良いです。

また、電池駆動でき、重量も1Kgほどなので持ち運びにも楽ですし、別売りのExtension Cabで最大6Wまで追加することもできます!


おすすめ小型ギターアンプ⑤:BOSS KATANA-MINI

『KATANA-MINI』はかなり本格的なアンプで、ギターの練習に必要な機能はもちろん備わっています!

本体も軽く、1.2Kg程度、出力は7Wと大きめ、音作りもかなり本格的にできるので練習には十分すぎるアンプです。


おすすめ小型ギターアンプ⑥:MARSHALL DSL5C

「自宅で真空管アンプを楽しみたい!」という人には、マーシャルの「DSL5C」がピッタリです!

こちらは、マーシャルの超有名アンプ「JCM2000 DSL」を再現した「DSLシリーズ」の1つで、小さいながら真空管ならではの粘っこいサウンドがしっかりかんじられます!

ヘッドホン端子やAUX IN、クラシックゲインとウルトラゲインの2ch仕様、エフェクトループなど、自宅練習と本格的な演奏に必要な機能が揃っているところにも注目です!


おすすめ小型ギターアンプ⑦:ROLAND CUBE Street

ローランドのCUBE Streetは「自宅練習用として使いたいし、上手くなったら路上ライブとかにも使いたい!」という人にオススメです!

電池駆動の小型アンプの中ではかなりしっかりとした音量でなってくれるので、実際に路上ライブなどで見かけることの多いアンプです!


おすすめ小型ギターアンプ⑧:NUX Mighty Lite BT

こちらのアンプは大きさからは想像できないほど音が良いです!

また、さまざまなテンポやジャンルを選択できるリズムマシン、Bluetoothでスマホと接続など、先進的な機能も豊富な面白い小型アンプです!


おすすめ小型ギターアンプ⑨:Yamaha / GA15II

再びヤマハですが、こちらもやはり安心のクオリティ、とてもコスパの良い小型アンプです!

15Wで重さは約5Kgなので、今回ご紹介するアンプの中では大きめで、外部からオーディオ入力できるAux in、3バンドEQや、ドライブ / クリーンの2ch仕様など、自宅練習用としては十分すぎる本格的な仕様です!


おすすめ小型ギターアンプ⑩:VOX amPlug 2

『amPlug 2』は人気の超小型ヘッドホンアンプで、本体のプラグをエレキギターに差し込み、イヤホンやヘッドホンと繋いで使用します!

実際のアンプの音を再現するための「アンプシミュレーター」という機能も付いているので、かなり本格的なサウンドで自宅での練習を楽しむことができます。


そーじゅ

ちなみに、「アコギ向けのオススメアンプ」を下の記事で紹介してるから、こちらもぜひチェックしてみてね!

目的に合わせて小型ギターアンプを選ぼう!

ギタリストにとって、「どのアンプを選び、どんな風に使うのか」はとても重要です!

ただ、ライブでのパフォーマンスで使うものは「サウンドの質」や「どれだけ作り込めるか」が求められるのに比べて、自宅練習用の場合は『ギターの上達』が1番の目的なので「自分がどれだけ気持ちよく練習できるか」と言うことが求められます!

「簡単に使えること」「使いたい時にすぐに良い音が出ること」など、自分にとって必要な条件に当てはまるアンプを選びましょう!

この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています。

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