こんな疑問に答えます!
- ギター初心者にオススメの価格帯
- ギターを買うときに値段以外で気をつけること
僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギタリストになりました。
初めてのギター選びってすごく難しいですよね!「やっぱり高いギターを買わないといけないのかな…?」と悩んでいる人はぜひ見てください!
ギター初心者はいくらいくらいのギターを買えばいい?
ギターを選ぶうえで 「ギターの値段」はとても重要なポイントです。
ただ、ギター初心者がはじめからあまりに高級なギターを買う必要はありません。
特に初めてギターを買う場合、自分の好きな音やこだわりなど、まだ分からない人が多いと思います。このような状態で高級ギターを買うのは、ムダとは言いませんが、特に必要はありません。
さらに、最近は安くて高い品質のギターもたくさん発売されています。ということで、 ギター初心者にオススメのギターの価格帯はどれくらいなのか、ご紹介しようと思います!
ギター価格帯①:1万円以下のギター
1万円くらいまでの激安ギター、入門用ギターには以下のような傾向があります。
- 作り、精度も悪く、音質も良くない。
- チューニングが狂いやすい、ピッチが正確じゃない。
1万円より安いギターが全て、これらの特徴に当てはまるわけではありませんが、粗雑な作りのギターが多いことは確かです。
特に基礎を固めたい初心者の時期にチューニングの狂いやすいギターで練習するのはあまり勧められません。
この価格帯のギターを初心者が選ぶのはちょっと危険!
ギター価格帯②:30万円以下のギター
30万円くらいまでの高級なギターには、以下のような傾向があります。
- 上質な木材、材質。
- 作り、精度が良く、音質は最高級。
- ピッチが正確、チューニングも狂いにくい。
多くのギタリストにとって憧れのギターです!
ただ、高級ギター、特にアコースティックギターの場合、高級なものは強い衝撃に弱く、痛まないようにするには十分な管理が必要な場合が多いです。
エレキギターの場合でも、このクラスのギターをダメにしてしまうとショックが大きすぎるので、ギターの扱いに慣れてから手に入れる方が良いかもしれません。
ギター価格帯③:1万円から3万円、3万円から10万円のギター
僕がギター初心者に最もオススメなのが、1万円から3万円の初級ギター,または3万円から10万円くらいの中級ギターです。
1万円~3万円くらいのギターは、1万円以下のギターのような質の悪いギターは比較的少ないです。
また、最近はこの価格帯のギターも種類がどんどん増えてきているので、自分のこだわりや条件に見合ったギターを見つけられることも多いですよ!
また、すでに気に入ったギターやこだわりがある場合は10万円以下のギターがかなりオススメです。
この価格帯だとギターの質もグンと上がりますし、このくらいの値段のギターを使うプロのギタリストもたくさんいます。
僕もこれくらいの価格のギターをよく選ぶよ!
ギター初心者がギターを買うときに値段以外で気をつけること
ギターを選ぶときは値段に気を取られがちですが、値段以外に気をつけるべきポイントもいくつかあります。
直感で選ぶこともときには重要ですが、最低限以下のポイントを確認してから購入すれば大きな失敗をする危険はかなり減ると思います。
- ギターの見た目
- ギターの音
- ギターのメーカー
ギター選びで見るべきポイント①:ギターの見た目
「ギターを見た目で選ぶと失敗しそう…。」と思っている人が多いかもしれませんが、ギターを選ぶ上で見た目はとっても重要です。
もちろん見た目だけで選ぶのはNGですが、自分が「カッコいい!!!」と思うギターを持つとギターを弾くモチベーションが上がりますし、ギターの扱いも自然と丁寧になります。
見た目が気に入っているとギターへの愛着も断然湧きやすいですし、ギターをやめてしまう確率も低くなるのではないかと思います!
ギター選びで見るべきポイント②:音
ギターは楽器なので、もちろん「音」も重要ですよね!どんな音が好きかは好みの部分なので、自分の好きな音を選べば問題ありません。
初心者の人は、「自分にギターの音のちがいなんて分かるのかな?」と心配かもしれませんが、分からないと思ってもとりあえず購入する前に音を聴き比べてみましょう。
ギターが弾けない場合でも、店員さんに頼めば弾いてくれます。
音がどう違うのか、はっきりと感じることは難しいかもしれませんが、「なんか違うな」くらいは感じられると思います。この「違い」を感じることは重要なので、ぜひ聴き比べてから選んでみてください。
ギター選びで見るべきポイント③:メーカー
現在、世界中に数え切れないほどのギターメーカーがあり、それぞれのメーカーがそれぞれの特徴を持ったギターを製造しています。その中でも特に人気で、初心者にもオススメのメーカーとその特徴をご紹介します。
Ibanez(アイバニーズ)
アイバニーズも日本のギターメーカーで、クオリティが高いわりに価格がそこまで高くなく、見た目もかなりスタイリッシュなギターを多く販売しています。
また、他のメーカーのギターに比べてネックが薄いものが多く、初心者にも弾きやすいギターが多いです。
YAMAHA(ヤマハ)
日本の歴史ある音楽メーカーというだけあって、丁寧で精度の高いしっかりした楽器が多いです。また、初心者用のギターだと色のバリエーションがかなり多く、自分の好きな見た目を選べます。
特にPacificaというギターはたくさんのグレードがあり、安価なものは初心者にも人気です。
Epiphone(エピフォン)
「レスポール」という最も有名なギターのうちの1つを作ったGibson(ギブソン)という会社があるのですが、エピフォンはそのギブソンの廉価版、「ギブソン公認のコピーモデルを作るメーカー」というような感じで有名です。
コピーモデルと言っても、やはり公認というだけあってギター自体の質はかなり高いです。価格もギブソンのギターより安いので、初心者にかなり人気のメーカーです。
Squier(スクワイア)
ギブソンにとってのエピフォンのように、世界で最も人気のギター「ストラトキャスター」を販売するフェンダーの廉価版を作っているのがスクワイアです。
Fender社のギターと全く同じ形の廉価版という感じなので、もちろんクオリティーは高いです。価格も2万円台~5万円台とコストパフォーマンスの高いギターがそろっています。
ギター初心者に中古ギターってどうなの?
「中古のギターってどうなんだろう…。」と思っている人もいると思います。ギター初心者がいきなり中古のギターを使ってもそこまで問題はありません。
ただ、初心者が誰のアドバイスも受けずに1人で中古ギターを選ぶのは、けっこう難しいかな?と思います。
ギターの知識が少なくてもギターに詳しい人について来てもらったり、アドバイスがもらえるなら中古ギターを選ぶことも十分可能だと思うので、中古ギターのメリット、デメリット、選ぶときのポイントをご紹介していきます。
- 同じ金額の新品ギターより、ランクの高いものから選べる。
- 新品のギターより音の鳴りが良い場合がある。
- 稀に掘り出し物や、高価なカスタマイズが施されたものもある。
- ギターの状態を見極める目が必要、ジャンク品も多い。
- 購入後、メンテナンスにお金がたくさんかかる場合がある。
- いろんな箇所が消耗している場合がある。
以上のメリット、デメリットを理解した上で中古ギターが欲しいという人は以下のポイントに注意しながら選んでみてください!
中古ギターを見極めるポイント
- フレットが大きくすり減っている。
- ナットやサドルのミゾが深い。
- ネックが反っている。
- 消耗がヒドい。
初心者のギター選びでは値段以外にもいくつかの要素に注目しよう!
ギター初心者がいくらくらいのギターを買えば良いか、だいたいわかっていただけたと思います。
初めてのギター選びにもかかわらず、無理に音だけで選ぼうとする人がいますが、何の知識もなく音の違いだけで選ぶのは難しいです。
もちろんはじめから音の違いがはっきりと分かる人もいるとは思いますが、ほとんどの初心者にはわからないと思いますし、僕も初心者の頃は全く分かりませんでした(笑)
ですので無理はせず、価格や見た目など、様々な要素から自分の条件に合うギターを見つけいくのがベストです!
この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!
ギターを始めたいと思っているけど、ギター初心者っていくらくらいのギターを買えばいいんだろう…?安すぎるギターはダメ?初心者がギターを購入するのに最低限必要な金額が知りたい!