【ギターコード練習法】難しいコードを押さえる4つのコツ【手が小さくても大丈夫!】

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そーじゅ

ギターコードって押さえるのが難しいコードが多いなぁ…。どうしても上手く鳴らせないコードがある…。難しいコードを押さえるコツが知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • ギターコード、難しいものは後回しで良い?
  • 難しいギターコードを押さえる4つのコツ
  • ギターコードを押さえるより難しい「コードチェンジ」とは

僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギターを習得しました。

「バレーコード」などの難しいコードには誰もが1度は苦しめられると思いますが、僕もコツを掴むまでかなり苦労しました…。「今ちょうど苦戦してる!」という人はぜひ見てください!

ギターコード、難しいものは後回しで良い?

ギターを練習している人で「コードがなかなか押さえられるようにならない…」と悩んでいる人は多いと思います。

もしあなたがギターを始めたばかりで「難しいコード」の習得に苦しんでいる場合、『後回し』にしてしまうのがオススメです!

ギターコードには、「優先して覚えるべきコード」と「後回しでも良いコード」があり、難しいコードは後回しでも問題ありません。

では、具体的にどんなコードが「優先して覚えるべきコード」なのかと言うと、「G」「D」「Em」「C」といったコードです。これらのコードは『押さえるのが簡単で、よく使われるコード』なので、ギターを始めたら1番最初に覚えるのがオススメです!

簡単なギターコードだけで弾ける曲

「コードを4つ覚えたところで、曲弾けないじゃん…」と思ってしまうかもしれませんが、4つのコードでも十分曲を弾くことはできます!これらの4つのコードで弾ける曲として代表的なのが、世界的に有名な名曲「Stand by me」です!


【ギターコード練習法】難しいコードを押さえる4つのコツ

そーじゅ

それでは「難しいコードを押さえるコツ」を紹介していくよ!

難しいギターコードを押さえるコツ①:正しいフォーム

一口に「難しいコード」と言っても、コードによって難しさもさまざまなのですが、全てのコードに共通して言えるのが『フォームが重要』ということです!

コードを押さえたときに「ビビビビー」というような変な音が鳴ってしまったり、ものすごく力を入れないと押さえられなかったりすることがありますよね?

このような問題をできるだけ少なくするためには、正しいフォームを身に着けるのが最も簡単な解決法です!

正しいフォームで押さえるために、以下のポイントに注意してみましょう!

正しいフォームのポイント
  • できるだけフレットの近くを押さえる
  • 指を立てる
  • 手の平はネックから離す。ピンポン玉が手のひらとネックの間に入るようなイメージ
  • 押さえにくいコードは指を少しななめにしてみる

正しいフォームで押さえられているか自信がないときは、以上のポイントができているか1つずつ確認してみましょう!

難しいギターコードを押さえるコツ②:原因を見つける

コードが上手く鳴らなかったときに、そのコードをただ繰り返し弾くだけではなかなか上達しません…。上手く鳴らないコードは、必ず「上手く鳴らない原因」を見つけるようにしましょう!

上手く鳴らない原因をチェックするには、地味ですが「コードを押さえた状態で6弦から順番に1本ずつ鳴らしていき、全ての音がきれいになっているかチェックする」という方法が1番確実です!

また、1本ずつ鳴らすときに「音を長く鳴らし続けられるか」も確認してみてください。

きれいに鳴らない音が見つかった場合は、

  • 弦は十分に押さえられているか
  • 他の指がその弦に触れていないか

を確認し、押さえる強さや指の角度などを調整しながら改善してみましょう!

難しいギターコードを押さえるコツ③:バレーコード

「簡単なコードは押さえらえるようになったけど、コードによっては全く押さえられない」と悩んでいるかもしれませんが、コードってそういうものなんです。(泣)

特に、多くのギター初心者は「バレーコード(セーハコード)」と言われるコードでつまずきます。

バレーコードとは

「バレーコード」とは1本の指を寝かせてたくさんの弦を押さえる「バレー(セーハ)」というテクニックを含んだコードのことを言います。

1本の指でたくさんの弦を押さえるので、その分技術が必要です。コツがつかめず苦戦する人も多いです…。

僕も始めは全く鳴らず、「このギター、なんかおかしいんじゃない?」とギターのせいにしたりもしました。(笑)

バレーコードを押さえるのには、指の力もある程度は必要ですが、「コツ」がかなり重要になります!コツをつかむために、以下のポイントを意識しながら練習してみてください。

バレーコードを押さえるコツ
  • 親指をネックの背に置き、親指と人差し指でネックを挟むように押さえる。
  • 人差し指の平、ではなく、少し側面(親指側)を使って押さえる。
  • 他の指で押さえる弦は無視して、バレー部分だけに全力集中する。
  • 必要最小限の力で押さえる。

難しいギターコードを押さえるコツ④:押さえ方を個別で覚える

特に押さえるのが難しいコードは、個別でそれぞれ「押さえ方」や「コツ」を覚えてしまった方が手っ取り早いです!

そーじゅ

特に難しいコードの押さえ方、また、簡単バージョンの押さえ方など、1つずつ紹介していくよ!

Bmコード

「Bmコード」は、バレーの部分が少ないので、バレーコードの中では比較的押さえやすいコードです!

6弦はバレーに使っている人差し指を軽く触れて、ミュートしましょう。

2,3,4弦は他の指で押さえているので、人差し指は1弦と5弦を押さえることだけに集中しましょう。

Bm7コード

こちらも6弦は鳴らす必要がないので、人差し指で軽く触れてミュートです。

先ほどと違って、Bm7は1弦、3弦、5弦の3つを人差し指で押さえなければいけません。この3弦が1番押さえづらいので、しっかりとなっているか確認しましょう。

指の凹凸を見て、少し凸になっている部分があれば、そこを3弦に当てるとより押さえやすいです!

Fコード

初心者がつまずくコード代表のFコードですが、コツさえつかめれば必ず一瞬で押さえられるようになります。

つまずきやすいのはやはり、人差し指だけで1弦,5弦,6弦の3か所を押さえなければいけないため。

2,3,4弦は一旦無視して、あまり力まず、バレー部分に集中して練習しましょう!

Fコードの簡単バージョン

Fコードを簡単に押さえられるようにした省略形の押さえ方もあります。

また、6弦を親指で押さえる方法もあり、人によってはこちらの方が押さえやすいかもしれません。ぜひ試してみてください!

Bコード

BコードはFコードをなんとかクリアした初心者に襲い掛かる2つ目の試練。初めて見たときは「ば、バレーが2か所!?」と衝撃が隠し切れませんでしたが、Bコードには2通りの押さえ方があるので、自分の押さえやすい方を使ってみてください。

そーじゅ

僕は前後のコードの流れなどで使い分けてるよ!

中指、薬指、小指で押さえる方法

指の力が弱い人はこちらの方が確実に押さえやすく、ビビりも起きにくいと思います。

ただ、指同時が重なるので指が太い人にはやりにくいかもしれません。重なった指が他の弦に触れてしっかりと音が鳴らないという状況も起こりやすいです。
手が小さい人にも少し押さえにくいです。

薬指一本で押さえるパターン

こちらの押さえ方の方が素早いコードチェンジはやりやすいと思います。

ただ、薬指に負担がかかるので指の力が必要になるのと、薬指が反らない人にはそもそもこの形を作るのがかなり難しいと思います。

薬指が反りさえすれば、薬指が5弦,1弦に触れないように練習していけば、いずれできるようになりますよ!

Bコードの簡単バージョン

こちらのBコードにも省略形があるので、「まだ上手く押さえられないけど、弾きたい曲に出てくる…」という人はぜひ使ってみてください!

1弦を押さえるのを諦めて、人差し指は5弦だけを押さえる方法です。Bコードの中音は残しつつ、本来の形よりはかなり簡単に押さえることができます。

ギターコードを押さえるよりも難しい「コードチェンジ」とは

1つ1つのギターコードが上手く鳴らせるようになっても、まだ「習得した」とは言えません!コードがしっかりと押さえられるようになったら、次は「コードチェンジ」の練習をしましょう!

コードチェンジができないことには曲の中では使えませんし、素早くできるようになると演奏のクオリティーも一気に上がるので、しっかりマスターしておきましょう!

コードチェンジ

「コードチェンジ」とは、曲に合わせてコードを次々と変化させていくことを言います。

曲に合わせて弾くには手の形を瞬時に変える必要があるので、初めは難しいと思いますが、慣れると自然にできるようになります!とは言っても、コツや意識すべきポイントはあるので、以下の点に注意して練習してみてください!

コードチェンジのコツ
  • 1本ずつ指を置くのではなく、空中で手の形を作り一気に全ての指を押さえる。
  • 指を離す時はあまり離しすぎず、最小限の動きに抑える。
  • 離す瞬間は少しの時間開放弦になるが、気にしない。

これらを初めからいきなり行うのは難しいので、

2つのコードを設定し、

1つ目のコードを押さえる

指を離す

空中で2つ目のコードを準備

押さえる

正しく押さえられているかチェック

この練習を、ゆっくりで良いので繰り返し行ってみてください。この練習は少し慣れれば、ギターが無くてもすき間時間でいつでもどこでも練習できるので、僕はよくお風呂や電車でやっていました!

難しいギターコードも必ず押えられる!

バレーコードなどの押さえるのが難しいコードでも、センスや才能、手が小さい、指が短いなど関係なく、練習すれば押さえれるようになります!

「手が小さいからムリ…」「握力が弱いから、まず握力を鍛えないと…」という人もいますが、これらはきっと勘違いです。

「絶対むりだぁ~」と思っていても、しつこく練習していれば、急にコツがつかめるようになるものです!(僕もそうでした!)

ですので、ぜひ、すぐに諦めず、粘り強くトライし続けてみてください!

この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!


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