ギターの習得は難しいのか?初心者が「難しい」と感じる4つの原因

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そーじゅ

ギターを始めてみたいけど、難しいのかな?弾けるようになるまでに何年もかかりそう…。実際、ギターを習得するのは難しいのかが知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • 実際ギターは難しいのか?
  • ギター初心者が難しいと感じる原因
  • 難しいと感じないためのギターの練習法

僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギターを習得しました。

僕もギターを始める前は「ギターって難しそう…。」という印象がありました。同じように「ギターに興味があるけど、難しいのかな…?」と疑問に思っている人はぜひ見てください!

「ギターは難しいのか?」は「どの程度弾けるようになりたいか」による

「ギターは難しいのか?」という問いの答えは、「ギターをどの程度弾けるようになりたいか」によってかなり違ってきます。

「プロくらい上手く弾けるようになりたい!」という場合はやはり難しいですし、「簡単な曲を1曲、弾けるようになりたい」という場合は、学校のギターの授業でもできるくらい、難易度は低いですよね!

という事で、どれくらいのレベルになりたいのか、

  1. プロレベルになりたい
  2. バンドを組めるくらいになりたい
  3. 1曲弾けるようになりたい

の3つのレベルに分けてご説明していきます。

どのくらい弾けるようになりたいのか①:プロレベルになりたい

ギターに興味がある人の中には「プロのギタリストになりたい!」と思っている人もいると思いますが、技術面だけで言うとプロレベルになるのはやはり難しいです…。

ただ、『無理』というわけではありません!

一般的にプロになるには「1日10時間弾かないとダメ!」とか「最低8時間は練習が必要」とか言われています。

つまり、自分の時間を全てギターに費やすくらいの覚悟が必要です。

また、「1万時間の法則」と呼ばれる法則があるように、何かを始めてからその物事を習得し、プロレベルになるまでには『1万時間』くらいかかると言われています。

この法則に基づいて考えるなら、1日10時間練習したとしても、

10,000÷10=1,000(日)

プロレベルになるまでに3年弱くらいはかかります。

つまり、自由に使える時間を全てギターに注ぎ、3年くらい続ければプロレベルのスキルを手に入れられる可能性はかなり高いです!

どのくらい弾けるようになりたいのか②:バンドを組めるくらいになりたい

「バンドを組んで好きな曲を演奏してみたい!」

このくらいのレベルをまず目指すのであれば、そこまで難しくないかなぁと思います。実際に僕も、ギターを独学して最初の1年のうちにこのレベルに達しました。

とは言っても、「ギターを始めて1か月以内にバンド演奏がしたい」とかだと、結構厳しいかもしれません…。

やはりある程度の期間、毎日できるだけ欠かさず練習すること、時間に余裕のある休日などには長時間の練習などが必要になります。

どのくらい弾けるようになりたいのか③:1曲弾けるようになりたい

「1曲弾けるようになりたい」という場合、特に「弾く曲にこだわりがない」という場合なら「習得は難しくない」と言えると思います。

どのくらい難しくないかと言うと、「だいたい20時間くらいで習得できるかな?」というくらいです!

「20時間」というのは、以下の動画を参考にしています。動画の中で、ジョシュ・カウフマンは20時間であらゆるスキルはある程度習得できると言っています。

動画の最後でも披露しているように、実際に彼は20時間ウクレレを練習し、何曲も弾けるくらいに習得しています。

ということで、簡単なスキルだけに集中して練習すれば、すぐに曲を弾けるくらいにはなることができます!簡単なスキルとは、具体的には「ギターの構え方」や「ピックの持ち方」、「簡単なコード」などです。

そーじゅ

ちなみに、「1番最初に覚えるべき簡単なコード」について下の記事にまとめてるから、こちらもぜひチェックしてみてね!


ギターを難しいと感じるのには原因がある

ギターになんとなく「難しい」という印象を持っている人は多いと思いますが、僕は実際に弾けるようになってみて、「みんなが思ってるほどは難しくないな」と思います!

にもかかわらず、なぜギターに「難しい」という印象を抱いてしまうのでしょうか?これには以下の原因が関係しています!

ギター初心者が難しいと感じる原因
  1. 始めたときは、まともに音も出ないから
  2. 初めから難しいことをしようとしている
  3. 指が痛くなるから
  4. 「なかなか上達しない」と感じてしまう

ギターを「難しい」と感じる原因①:始めたときは、まともに音も出ないから

ポピュラーな楽器であるピアノなどの楽器は、まったく経験がなくても鍵盤さえ押さえれば音が鳴りますよね?

ただ、ギターの場合そうはいきません。

ギターの音を出すには片方の手で弦を押さえながら、もう片方の手で弦を弾く必要があり、全く経験のない人がギターを弾こうとした場合、「まともに音を鳴らすことすらできない」ということが普通に起こるのです。

もちろんギターも練習すれば音はすぐに出るようになりますし、ピアノもギターも実際のところ難易度にそこまで差はありません。ただ、「音すら鳴らせない楽器」よりは、「少なくとも音は鳴らせる楽器」の方が簡単に感じますよね?

これが原因で、実際の難易度以上に「難しい」というイメージを持ってしまう人が多いのではないかと思います。

ギターを「難しい」と感じる原因②:初めから難しいことをしようとしている

ギターで難しい演奏をしたくなる気持ちも分かりますが、ギター初心者がいきなり難しい事をすると多くの場合挫折して、ギターを辞める原因になってしまうこともあります。

なぜ、ギター初心者が初めから難しいことをしたがるのか、これには理由があります。

普段、ギターをあまり知らない人が、生活の中でギターの演奏に触れることってあまりありませんよね?そんな中でも、ギターの演奏を目にしたり、耳にし、注目するのはたいてい、テレビの音楽番組や音楽を聴いている時などの「ギターソロ」なんです!

ギターソロって派手な演奏をしたり、速弾きをしたり、ものすごく難しいことをしていることが多いですよね!

そんな環境の中で自然とギター=ギターソロみたいなイメージになってしまい、いきなり難しい事を始める人が後を絶たないのです。

ギターを「難しい」と感じる原因③:指が痛くなるから

ギターを始めたばかりの頃って、練習するとすぐに指が痛くなってしまいますよね?

また、指が思うように動かず、「コードを押さえたいのに指が届かない!」という事もよく起こります。

このような事は初心者ならだれでも経験しますし、いたって普通なのですが、それを知らない初心者の人たちは、

  • 指が痛い!
  • 自分は手が小さいから指が届かない!
  • ギターを弾くには強くて大きい手が必要で、自分にはそれがないんだ!

と勘違いしてしまう事も多いです。この原因以外にも、「ギターを弾くには才能が必要」だと思っている人が多いですが、実際はそんなことはありません。

そーじゅ

練習をすれば、ほとんどの場合才能は関係なく、だれでも弾けるようになるよ!

ギターを「難しい」と感じる原因④:「なかなか上達しない」と感じてしまう

練習を実際に始めてからも、「難しい…。」と感じるタイミングは訪れます。多いのが、「ちゃんと練習しているのに、なかなか上達しない」というタイミング。

練習はしているのになかなか上手くならなかったら、もちろん難しいと思ってしまいますよね。

ただ、これは練習の仕方の問題であることが多いです。特に多いのが、「たくさんの曲を1度に練習している」という場合。

同時並行で何曲も練習していると、特に初心者の場合、なかなか曲が完成しません。その結果、何か月もした後に「1曲もまともに弾けない…。」という状況に陥り、やめてしまう人が多いのです。

そーじゅ

ちなみに、「簡単なコードで弾ける曲」を下の記事にまとめてるから、こちらも合わせて参考にしてみてね!

難しいと感じないためのギターの練習法

ギターを「難しい」と感じてしまう原因をご紹介しましたが、それを踏まえたうえで、「どんな風に練習していけば難しいと感じることなく上達していくことができるのか」、その練習法をご紹介していきます!

難しいと感じないためのギターの練習法
  • 簡単なコードから始める
  • まず1曲に集中
  • とにかく簡単な事から

これらのことを意識しながら練習を進めていけば、変に難しいと感じることもなく、また、効率よく上達していくことができると思います!

難しいと感じないためのギターの練習法①:簡単なコードから始める

ギター初心者によく「ギターはコードが多すぎて難しい」という人がいますが、初めから全てのコードを覚える必要はありません。

むしろ、初めは4つだけ覚えれば十分です!

具体的に言うと、 初めに覚えるコードとしては「G」,「D」,「Em」,「C」の4つがオススメです!この4つのコードは「すごく良く使われていて、押さえやすい」というコードなので、初心者でも簡単に覚えられて、これを習得すると弾ける曲が一気に増えます!

難しいと感じないためのギターの練習法②:まず1曲に集中

ギターを辞めてしまう原因から考えると、挫折したり、飽きたり、モチベーションが下がってしまう前に、まず1曲完成して、「1曲弾けるようになったぞ!!!」という達成感を味わうことが重要ですよね!

ここで重要なのが1曲に集中して完成させること!

僕も初めて自分の好きな曲が弾けた時の「弾けたッッッ!!!」という感動は今でも覚えていますし、この気持ちはギターを続けていくための原動力になってくれるはずです!

難しいと感じないためのギターの練習法③:とにかく簡単な事から

ギターを始めたら、いきなり難しいことをするのではなく、とにかく簡単な事から始めて確実に1ステップずつ達成していく方法がおすすめです。

これならそこまで難しいと感じることなく成長していくことができますし、成長するたびに達成感を味わうことができるので、モチベーションを保つのにも役立ちます!

そーじゅ

まずは簡単なことからゆっくりと、確実に行ってみよう!

ギターは難しい楽器ではないので、始めてみるのがおすすめ!

今回ご紹介したように、ギターは他の楽器や新しいスキルと比べて特別難しいという事はありません。

ギターに難しいとイメージを抱いており、始めるのをためらっている人もいるかと思いますが、興味があるならぜひ、始めてみるのをオススメします!

ギターを始めたときは、

  • 簡単なコードから始める
  • まず1曲に集中
  • とにかく簡単な事から

ということを意識しながら練習してみてください!

この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!

そーじゅ

ちなみに、「ギター初心者の独学の進め方」について下の記事で詳しく解説してるから、こちらもぜひチェックしてみてね!


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