ギター初心者で「楽譜が読めない…。」という人へ【タブ譜、コード譜の読み方、完全攻略】

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そーじゅ

ギター初心者で楽譜の読み方が分からない…。ギターを弾くには楽譜が読めないとダメ?ギター初心者でも簡単に楽譜が読める方法があれば知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • ギターの楽譜は「Tab譜」と「コード譜」の2種類
  • ギター初心者でも簡単!Tab譜の読み方
  • コード譜の読み方

僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギタリストになりました。

僕もギターの楽譜は全く読めませんでしたが、読み方を覚えながら読んでみると思った以上にシンプルですぐに覚えられました!ギターの楽譜の読み方が分からず困っている人は、ぜひ見てください。

ギター初心者で「楽譜が読めない…」という人へ

『楽譜』と聞くと、多くの人がピアノなどで使われる「五線譜」を思い浮かべ、「こんなの絶対に読めないよ…」と思ってしまいますよね。

ただ、ギター用の楽譜としては、一般的に「Tab譜」や「コード譜」と呼ばれる楽譜が使われます。これらの楽譜は五線譜と比べると感覚的に読みやすいので、楽譜を読んだ経験が無い人でもすぐに慣れてスラスラと読めるようになる場合が多いです。

TAB譜とは

『TAB(タブ)譜』とは、ピアノなどの五線譜と違って6本の線で表されるギター専用の楽譜です。

TAB譜の6本の線はギターのそれぞれの弦を表しており、ギターを覗きこんだ状態を図にしたようにな感じなので、感覚的に読みやすくなっています。

コード譜とは

『コード譜』とは、ギターのコードが弾くべき順番に書かれたコードダイアグラムとリズム譜と言われるリズムを表した部分が組み合わさって構成されている楽譜です。

コード譜はコードを知らなければ読めませんが、コード表と一緒に見れば初心者でも問題なく読むことができます。

そーじゅ

どちらもそこまで難しくないから、今のうちにマスターしておこう!


ギター初心者でも簡単な楽譜の読み方【TAB譜編】

そーじゅ

それでは早速、TAB譜の読み方から解説していくよ!

TAB譜の読み方

以下の画像がTAB譜です。6本の線はそれぞれの弦、線上の数字は押さえるフレットを表しています。「0」の場合は開放弦(何も押さえない)です。

慣れないうちは、「TAB譜を見て弦とフレットを確認」→「指板を見る」→「指を置く」、という風に、1つの音を押さえるのにも時間がかかると思いますが、慣れてくるとわざわざ指板を見なくても、Tab譜を見ながら弾けるようになります!

TAB譜上の記号で表されるテクニック

TAB譜上では、基本的なテクニックや奏法などは記号で表されます。表し方は楽譜によっても多少異なりますが、基本的には以下のようになっています。

TAB譜の記号①:チョーキング

「チョーキング」とは、鳴っている弦を指で押し上げたり、押し下げて音程を変えるテクニックです。

Tab譜上では「C」、「cho」などで表されます。

細かな指示は以下のように表されます。

チョーキングの種類
  • C → 1音分、音程を上げる。
  • H.C → 半音分、音程を上げます。
  • 1H.C → 1音半分、音程を上げます。
  • 2C → 2音分、音程を上げます。
  • Q.C → 4分の1音分、音程を上げます。

TAB譜の記号②:ビブラート

「ビブラート」は、前述したチョーキングと同じ要領で弦を押し上げたり、下げたりを繰り返して、歌などのビブラートと同じように音程を揺らすテクニックです。

Tab譜上では「Vib」と表されます。

TAB譜の記号③:スライド

「スライド」は押さえているフレットから他のあるフレットへ指をスライドさせて、滑らかに音程を変えるテクニックです。

Tab譜上では「S」で表されます。

TAB譜の記号④:グリッサンド

「グリッサンド」は弦の上で指をスライドさせて音程を変えるテクニックです。

Tab譜上では「G」と表されます。

TAB譜の記号⑤:ハンマリング・オン

「ハンマリング・オン」は、指を弦に叩きつけて音を鳴らすテクニックです。

Tab譜上では「H」と表されます。

ピッキングせずに弦に指を叩きつけて音を鳴らすテクニックです。

TAB譜の記号⑥:プリング・オフ

「プリング・オフ」は、弦を押さえている指を弦に引っ掛けるように弦から離すことで音を鳴らすテクニックです。

Tab譜上では「P」と表されます。

TAB譜の記号⑦:トリル

 

「トリル」は、ハンマリング・オンのように叩きつける、プリング・オフのように引っ掛けるを繰り返して細かく音を鳴らすテクニックです。

Tab譜上では「Tr」と表されます。

TAB譜の記号⑧:ブラッシング

「ブラッシング」は、手を弦に軽く触れてミュートしながら弦を弾き、パーカッションのような音を出すテクニックです。

Tab譜上では「×」と表されます・

TAB譜の記号⑨:ナチュラル・ハーモニクス

「ナチュラル・ハーモニクス」は5フレット、7フレット、12フレットなど、ハーモニクスの音の出るポイントに軽く触れて、弦を弾きながら離すことでハーモニクスの音を出す奏法です。

Tab譜上では「」「N・H」などと表されます。

TAB譜の記号⑩:ピッキング・ハーモニクス

「ピッキング・ハーモニクス」はナチュラル・ハーモニクスと原理は同じですが、ピックを持っている指を弦に触れながらピッキングすることでハーモニクス音を出すテクニックです。

Tab浮上では「picking Harm」「」などで表されます。

TAB譜の記号11:タッピング

「タッピング」とはライトハンド奏法とも呼ばれ、弦を押さえる手と反対の指で弦を叩いて音を鳴らすテクニックです。基本的にハンマリング・オンやプリング・オフと一緒に使います。

Tab譜上では「」「R・Hと表されます。

ギター初心者でも簡単の楽譜の読み方【コード譜編】

そーじゅ

続いて、コード譜の読み方も解説するよ!

コード譜は「コードダイアグラム」と「リズム譜」の2つでできており、

  • コードダイアグラムに書かれているコードを押さえる
  • リズム譜の通りにストロークする

という風に弾いていきます。

コード譜の読み方①:コードダイアグラム

「コードダイアグラム」は、それぞれのコードの押さえ方を表しています。

6本の線がそれぞれの弦、縦の線がフレット、黒丸が押さえる場所を表しています。

コード譜の読み方②:リズム譜

リズム譜はその名の通りリズムを表しています。「コ」の字のような記号がダウンストローク(上から下にストロークすること)、「V」の字のような記号がアップストローク(下から上にストロークすること)を示します。

横線と重なっている太線の斜め線はストロークのリズムを表します。

ギター初心者、音符って読めないとダメ?

Tab譜やコード譜が読めるようになったら、次は五線譜や音符を読めるようにしないとダメなのかな…?」と不安に思っている人もいると思いますが、ギターを弾くためなら基本的にTab譜とコード譜で十分です。

そーじゅ

むしろ、ギターを演奏するためだけなら、TAB譜の方が便利!

ギターには楽曲によって「変則チューニング」と呼ばれる、通常のチューニングと異なったチューニングが設定されていたり、カポという道具を使ってキーを変える場合があるのですが、五線譜でこのような状況に対応するのはすごく難しいのです。

そのほかにも、ギターには同じ音がいくつかの弦にあります。例えば「3弦3フレット」「4弦8フレット」は同じ音です。ただ、この違いを五線譜や音符で表すことはできません。

このようにギターを弾くためだけならTab譜やコード譜を使った方が有利です。

音符が必要なこともある

もしあなたが、スタジオミュージシャンやツアーミュージシャン、ピアノなどの他の楽器と譜面でやり取りをするようなミュージシャンを目指したいというのなら、五線譜や音符を勉強したほうがよいでしょう。

また、「ギター向けでない楽譜を読んでギターで弾いてみたい」というような人も五線譜が読めた方が良いですね!

ギター初心者で楽譜が読めない人でも、明日から読める!

今回ご紹介した説明を文字で読んでいると「なんだか難しそう…」と感じたかもしれませんが、ギターを持って、楽譜を見ながら読んでみると、本当にめちゃくちゃ簡単なのですぐにマスターできると思います。

楽譜が読めれば、「バンドで好きな曲をコピーしたい!」「あの曲を弾き語りしたい!」という場合にも、すごく簡単にできるようになるので、ぜひ読めるようにトライしてみてください!

この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!

そーじゅ

ちなみに、「ギター初心者に人気の『ギター初心者セット』を買ってみて感じたこと」を下の記事にまとめてるから、こちらもぜひチェックしてみてね!


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