ギターのチューニング方法【アコギ編】5ステップで簡単にできる解説付き!

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そーじゅ

アコギをチューニングしたけど、やり方がよく分からない…。ギター初心者でも簡単にできるチューニング方法が何かあれば知りたい!

こんな疑問に答えます!

この記事のポイント
  • ギターの「チューニング」とは?
  • ギターのチューニング方法(アコギ編)
  • ギターのチューニングには「アコギ用のチューナー』を使うべき?
  • ギターのチューニングを行うタイミング

僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギターを習得しました。

ギターのチューニングって、初心者にとってはなかなか難しいですよね?僕も初めの頃は毎回10分以上費やし、完成度も「これで合ってるのかな…」という感じでした…。チューニング方法が知りたい人は、ぜひ見てください!

ギターの「チューニング」って何?アコギ初心者は知っておこう!

そーじゅ

「チューニングってなに?」という人もいると思うから、まずはチューニングについて紹介していくよ!

チューニングとは

『チューニング』とは、ギターに張られている6本の弦を定められた正しい音の高さに調整することを言います。

 

『チューニング』という言葉は音を合わせる作業の他にも、音の高さ自体のことを表すこともあり、「チューニングめっちゃズレてるわ!」みたいに言ったりもします!

 

チューニングがズレていると何が困るかと言うと、ギターを弾いた時に「気持ちワルッ!!」と感じるような、不快な音の組み合わせになってしまうのです。この不快な音の組み合わせを、不協和音と言います。

チューニングがズレたギターを弾いて練習していると、自分の音感まで鈍くなる原因になってしまうこともあります…。このような事態を避けるためにも、チューニングは練習前に毎回必ず行う必要があります!

また、古い弦から新しい弦に張り替えた後は、特にチューニングがとてもズレやすくなっています。弦を替えたら音程が安定するまで何度かチューニングを繰り返しましょう!


ギターのチューニング方法(アコギ編)詳しい解説付き

そーじゅ

それでは、アコギのチューニング方法を詳しく紹介していくよ!

チューナー(チューニングに使う機械)を持ってないかもしれないので、まずはスマホのアプリを使ったチューニングの方法をご紹介します!

※チューナーを持っている場合は、そちらも方が素早く正確にチューニングを行えるのでチューナーを使ってください!
ギターのチューニング方法
  • チューナーを準備する
  • 音を鳴らす
  • 音を合わせる
  • それぞれの弦を順番に合わせていく
  • 最後にもう1度確認する

ギターのチューニング方法①:チューナーを準備する

チューナーのアプリはたくさんあるのですが、個人的には「Tuner light」というアプリがオススメです。機能がシンプルで、使い方も分かりやすいと思います。

まずはこの「Tuner light」をインストールしましょう。インストールが終わり、アプリを開くとこのような画面が開きます。

ギターのチューニング方法②:音を鳴らす

アプリが開けたら、アコギの音を鳴らしてみましょう!まずは、6弦(1番上の1番低い音の弦)から鳴らしていきます。何も押さえていない状態(開放弦)で弾いてみてください。

ギターのチューニング方法③:音を合わせる

音が鳴ったままチューナーアプリを見ると、チューナーの針が動いていると思います。この針が真ん中に来るように、ペグ(弦を調節するネジのようなもの)を回して音を調節してください。

音を合わせる時のルール
  • 針が真ん中より左側にあるときは、音が低いということです。ペグを締めて音を高くし、針を真ん中に合わせましょう。
  • 針が真ん中より右側にあるときは、音が高いということです。ペグを緩めて音を低くし、一旦針が真ん中より少し左に来るように調整します。一度左に来たら、針が真ん中にピッタリ合うように調整しましょう。
  • このようにチューニングは常に「低い音から正しい音に」合わせるようにしてください。

ギターのチューニング方法④:それぞれの弦を順番に合わせていく

あとはこれを5弦、4弦、3弦…と順番に行ってきます。

正しい音程(レギュラーチューニング)

6弦 → E(ミ)
5弦 → A(ラ)
4弦 → D(レ)
3弦 → G(ソ)
2弦 → B(シ)
1弦 → E(ミ)

ギターのチューニング方法⑤:最後にもう1度確認する

全ての弦のチューニングが終わったら、確認でもう何周かチューニングしてみましょう。音がズレている弦は調整して、これをズレている弦が無くなるまで繰り返してください。

そーじゅ

以上でチューニングは完了!

ギターのチューニングには「アコギ用のチューナー』を使うべき?

そーじゅ

スマホのチューナーアプリを使った方法を紹介したけど、実際のチューナーの方がより素早く、正確に合わせられるからオススメ!

チューナーとは?

『チューナー』とはチューニングを行うための機械で、ギターの音を拾う仕組みや用途によっていくつかのタイプに分けられます。

チューナーと言ってもさまざまな種類があり、アコギに使う場合はアコギ向けのチューナーを使うのがオススメです!と言うことで、それぞれのチューナーの特徴とアコギへの向き不向きをご紹介していきます!

ギターチューナーの種類①:クリップチューナー

アコギのチューニングには『クリップチューナー』が1番オススメです!

クリップチューナーはギターの本体(ヘッド部分)に挟むだけで使えるので、アコギにもエレキギターにも問題なく使えます。値段も安くて使い方も簡単なのでギター初心者にも最も人気です!

おすすめアコギ向けチューナー:KORG / Pitchclip2

ギターチューナーの種類②:ペダルチューナー

『ペダルチューナー(フロアチューナー)』はギターとシールド(ケーブル)で接続して使うタイプのチューナーです。なので、エレキギターのチューニングに使われることが多く、接続するためのジャックがないアコギには使うことができません。

ギターチューナーの種類③:音叉

一ギターのチューニングにはチューナーが使われることがほとんどですが、『音叉』を使ってチューニングを行うこともできます!

音叉(おんさ)は、叩いて音を鳴らすと決まった音がなる道具で、この音を基準にチューニングを行います。

そーじゅ

音叉でチューニングをするには以下の事を理解しておく必要があるよ。

チューニングの仕組み

6弦5フレットを押さえたときの音(A)と5弦の開放弦の音は同じ音になります。これと同じように
5弦の5フレットを押さえたときの音(D)は4弦の開放弦と、
4弦の5フレットを押さえたときの音(G)は3弦の開放弦と
3弦の4フレットを押さえたときの音(B)は2弦の開放弦と、
2弦の5フレットを押さえたときの音(E)は1弦の開放弦と同じ音になります。

つまり、まず音叉を鳴らし、音叉の音はAの音なので、まず5弦の音を合わせます。次に5弦の5フレットを押さえ、4弦のチューニングをします。このように順々にチューニングを行うと、音叉を使ってチューニングを合わせることができます。

ギターのチューニングを行うタイミング【アコギを弾く前は毎回合わせよう!】

アコギのチューニングを行うタイミング①:練習前は必ず!

アコギを練習する時は、始める前に必ずチューニングを行ってください。チューニングがズレているとせっかくうまく弾けていても上手に聞こえませんし、音の感覚も悪くなってしまいます

毎回練習まえにしっかり音を合わせ、練習中にも「ちょっとズレてきたかな?」と感じたら、迷わあずチューニングを確かめてみましょう!

アコギのチューニングを行うタイミング②:人と合わせる時はさらに慎重に

ギターを初めてすぐは、誰かと合わせて弾くことはないかもしれませんが、アコギを誰かといっしょに弾くときはさらに慎重にチューニングをしましょう!

チューニングがズレたまま他の楽器やボーカルと合わせて演奏すると、どれだけ演奏が上手くても気持ちの悪い、不快な演奏になってしまいます…。

そーじゅ

人と合わせる前は必ずチューニングを合わせて、曲と曲の間など、演奏の合間にも時々チェックするようにしよう!

ギターのチューニングはアコギ初心者にとってもすごく重要!

アコギのチューニングをしっかり合わせておくことはとても重要です。不協和音だらけの演奏を避けるためだけでなく、自分の音の感覚を養っていく意味でも、常にチューニングが合った状態のギターを弾くことは大切なポイントになります。

始めは全ての弦を合わせるのに時間がかかりめんどくさいと思うかもしれませんが、慣れてくると1分とかからずに全ての弦を合わせられるようになるので、少なくとも練習前には必ず合わせるようにしましょう!

この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!


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