
こんな疑問に答えます!
- ギターの独学は可能?
- 弾けるようにならない原因
- ギターを続けていくためにすること
僕はギターを始めて今年で9年目になりますが、人から習ったことは1度もなく、独学でギタリストになりました。
僕も、特にギター初心者の頃は挫折しそうになったり、「独学ってやっぱり無理なのかな?」と思ったこともありました。同じように今、悩んでいる人はぜひ見てください!
ギターって独学できる?ホントに弾けるようになる?
結論として、「ギターは独学だけで習得できる!」というのが僕の意見です。
「なんでできるって言えるの?」と疑問に思うかもしれませんが、独学でギターが弾けるようになった人ってたくさんいますよね?僕もそのうちの1人ですが、有名なギタリストにも独学だけでプロになった人がたくさんいます。
一方、「ギターを独学したけど全く弾けるようにならなかった…。」という人もいます。この、弾けるようになった人とならなかった人の違いって何でしょうか?

「才能でしょ」という意見もありますが、僕は他のところに原因があり、やり方次第で解決できるんじゃないかなぁと思うのです。
ということでまずは、「ギターの独学をしたけど弾けるようにならなかった」という人の「できなかった、上達しなかった原因」をご紹介していきます。
ギターの独学で上達しない原因

上達する前に辞めてしまった
まず1つ目に、「弾けるようになる前に辞めてしまった。」という原因があります。当然ですが、辞めてしまったら上達しませんよね?
ギターって初心者のうちに辞めてしまう人がとても多いと言われている楽器なんです…。初心者のうちに辞めてしまうのには、以下ような理由が多いです。
辞めてしまう理由
- 弾きたい曲がなかなか弾けるようにならず、モチベーションが下がった。
- だんだん自然と弾かなくなった。
- 指が痛くて弾きたくなくなった。
- 手が小さいせいでコードが押さえられなかった。
- 自分より早く上達する人が周りにいて、やる気がなくなった。
何も考えずに、ただ弾いていた
ギターを独学している人には「何も考えずに、ただ弾いている」という人がとても多いと思います。でも、これもなかなか上達しない理由なんです。
ギターでもなんでもそうだと思いますが、上達するには「自分に何が足りないのか」を考える必要があります。
ギターの独学を続けるためにどうすれば良いか

ギター独学のポイント①:できるだけ毎日ギターにさわる
独学を続けるために、まずは「ギターを弾く習慣を付ける」ということが重要です。初心者のうちに辞めてしまう人は、この習慣ができる前に辞めてしまいます。
習慣を付けるために、短い時間でも良いのでできるだけ毎日ギターに触りましょう!2、30分毎日弾くだけでも、自然とギターを弾く習慣ができてきますよ。
ギターを目に付く場所に置く
「ギターを毎日触る」と心に決めても、独学って、やれと言う人がいないのでサボれてしまうんですよね…。
「どうしても毎日続けられない。」

そんな時は、「自分の部屋の中で一番長い時間過ごす場所」の近くにギターを置いてみましょう!部屋の中で目に付きやすい場所に置くのもオススメです。
僕はソファで過ごす時間が長かったから、ソファの隣にギターを立てておいたよ!
ギター独学のポイント②:まず1曲!弾けるようになる
ギターを始めたら、まず1曲弾けるようになってしまいましょう!ここで重要なのが、必ず1曲に集中して練習することです。
ギター初心者でも、1度に何曲も並行して練習する人が多いですが、このやり方だとなかなか曲が完成しません。
ギターを辞めてしまう大きな原因に「なかなか上達しない、弾けるようにならない」という事が挙げられますが、この「弾けるようにならない」と感じる原因は1度に何曲も練習しているせいであることが多いのです。
ですので、まず1曲「これを弾けるようにするぞ!」と決めて、その曲を完成させてみましょう!
ギター独学のポイント③:独学に足りないことを意識する
「自分に何が足りないか」これは人によって違うので、独学する場合に不足しやすい要素をご紹介します。
独学に足りないことって?
基礎力
独学、特に何も考えずに毎日ギターを弾いていると、なかなか基礎的な知識や技術って身に付いてきません。
基礎的な知識や技術を知らないまま弾いていると、普通の人はつまずかないところでつまづいたり、知らない間に変なクセがついて、成長するのに余計な時間がかかってしまいやすいです。

基礎的な知識を身に着けるために1冊、初心者用の教則本を買ってみるのも良い!
独学するならまず、基礎的で、できるだけ簡単なことから始めるのがオススメです。
客観的な視点
「客観的な視点」も独学する人に不足しやすい要素です。
「独学」というだけあって、独学する人って1人で練習する人が多いと思います。でも、1人でずっと練習していると、自分では上手く弾けてるつもりでも、客観的に聞いてみると全然自分のイメージと違ってしまっていることがよくあるのです。

1度スマホなどで録音して聞いてみよう!
ギターを練習する目的って最終的には「人に聞かせたい」という事だと思うので、日ごろから自分の演奏を客観的に聞くことはとてつもなく重要なことなのです。
人前で弾く経験
前述したように、独学をする人はほとんどの時間を1人で練習しているので、「人前で弾く経験」も、とても不足しやすいです。

急にライブなどで人前で弾くと緊張して実力が全然発揮できないことが多い…。
特に、「将来バンドを組んでライブとかしたい!」と思っている人は、親や兄弟、友達でもいいので、できるだけ人前で弾いてみるのがオススメです。
その時に何か感想を言ってもらえれば、客観的な意見も得られるので一石二鳥です!
ギター独学のポイント④:自分の演奏を録音、録画をしてみる
独学は「客観的な視点」が不足しやすいので、ときどき自分の演奏を録音、録画をして、客観的に見てみるのがオススメです!
録音することで弾いている時には気が付かなかったリズムのズレに気が付いたり、録画することで悪いクセを発見することはよくあります。

弾いている時って、気を付けてるつもりでも案外気が付かないんだよね…。
また、弾き方をチェックしながら弾くために、鏡の前で弾いてみるのも良い方法です。
ギター独学のポイント⑤:上手い人をマネする
良いフォームでギターを弾くために、「上手いギタリストの弾き方を徹底的にマネする」というのも、かなりオススメです!
これは悪いクセを作らない事にも繋がりますし、独学する人は実践した方が良いでしょう。

似たフォームで弾くと似た音が出せるから、好きなギタリストの真似をしてみるといいよ!
ただ、真似するギタリストのクセが強すぎると、他のジャンルやタイプの曲を弾く時に上手く弾けない場合があるので、あまりに変わったギタリストをお手本にするのは辞めておきましょう。
指が痛いときは…
ギターを始めたばかりの時って、「指が痛くて弾きたくない…。」という時期もありますよね?
痛みを完全に消すことはできませんが、自分に合った弦を選ぶことで極力痛みを抑えることが可能です。
弦にはいくつかの種類があり、弦の「ゲージ(太さ)」によっても分けられるのですが、細い弦を選ぶと比較的軽い力で押さえられるので、指の痛みを軽減させることができます。
細いゲージは、メーカーにもよりますが、ライトゲージ、スーパーライトゲージなどと呼ばれます。
ギターは独学できる楽器!!

ギターは初心者のうちに辞めてしまう人が多く、独学するのは難しいと思っている人が多いかもしれません。
ただ、今回ご紹介したポイントに沿って練習していれば、そこまで負担に感じることなく、割と順調に上達していくのではないかと思います。
また、ギターを続けていると伸び悩む時期、スランプの期間は誰にでもあります。でも、スランプってだいたい大きな成長の前ぶれなんですよね。
せっかく大きな成長が目の前に迫っているのに辞めてしまうのはもったいないので、あまり思いつめず、気楽に続けてみてください。
この記事が1人でも多くの役に立つことを願っています!
ギターの独学を始めたけど、ホントに弾けるようになるのかな?挫折してる人、すごく多いよね…。挫折して辞めてしまわないための方法や気を付けるべきポイントなんかもあれば知りたい!